karing管理日誌

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karing.jp network overview


2009年1月10日 土曜日 暫定再始動

諸般の事情により、昨年9月より当webサーバがダウン(他のサービスは稼働)していたが、暫定的に再始動することにした。


2008年8月21日 木曜日 the record stoped

当サーバの連続稼働記録が一年強で途絶えた。隣の部屋の引越し中になにかショートさせたらしく、周囲を巻き込んでブレーカ−が落ちたのだ。再起動時、正常に起ち上がらず、一瞬、焦ったが、通常のfsckのみで修復は完了した。

記録に関しては、もはや正確な日数は憶えていないというか、あまり興味もなくなってしまったのだが、jiffiesがあふれるまでにはいたっていなかったと思うので、次はjiffiesがあふれるまでの連続稼働を一応の目標にしたい。


2007年1月6日 土曜日 OP25B started

今年の一月からついにYahoo!BBもOP25Bを実施するそうである。というわけで、当サーバも久々の設定変更である。単純にYahoo!BBのsmtpサーバにrelayさせるだけで終わりなのだが、ここで以前から気になっていた問題に直面した。

それはYahoo!のセキュリティポリシーである。Yahoo!のメンバーログイン時のデフォルトが平文認証になっていることを始め、Yahoo!が徹底 して決済に関わるパスワードを平文で送らせようとするのはなんなのだろうか。御多分にもれず、smtpサーバの認証もPLAIN認証しかサポートしないの である。これまでは、パスワードを平文で送らせるそれらのサービスを意識して避けてきたが、メールは避けようがない。

とはいえ、これまでも自衛の手段としてその口座にはYahoo!BBの決済が滞らないぎりぎりの金額しか入れていないので予想しうる最大の経済的損失も多 寡が知れてはいる。むしろ、成りすましによる信用毀損の方が憂慮すべき問題であろうか。もっとも、毀損する信用などない、ような気がしないでもないのだ が、口座に入っている二、三万円と比較すればまだ価値はあるはずだ、と思う。

いずれにせよ、Yahoo!のセキュリティの杜撰さは議論の余地がなく、それは今後、様々な意味での判断材料となろう。実のところ、そのセキュリティの杜 撰さでYahoo!BBを選択したということもなきにしもあらずだったのだが、OP25Bの開始で一律回避不能にセキュリティの杜撰さを甘受せねばならな くなってしまっては、自己防衛力の格差が産むメリットも小さくなってしまったというものだ。


2006年12月15日 金曜日 my-domain.jp corrupt?

karing管理日誌は、また、一年以上も更新していなかったらしい。とくに変 わったこともなかったので更新が不要であったわけだが、先日、あわや大事件か?という事態に巻き込まれ、少なからずの緊張が走った。それは、当サーバが利 用しているDDNS(my-domain.jp)が突然使用不能になったのだ。12月13日の午前中からほぼ丸一日、当サーバは外界からのアクセスが不能 になった。当日がmy-domain.jpがぶらさがっているさくらインターネットの料金未払者回線切断日だったこと、my-domain.jpが電話番 号も公開しておらず、公開されている住所もかなり怪しげだったこともあり、利用者たちには、つぶれた?夜逃げ?と激震が走った。

当事者に連絡がとれないため、利用者はJPRSに対応を求めるしかなかったが、本来、DDNSサービスの不具合は当事者間の私的契約の問題であろうからそ の対応を局所的に求められてもJPRSも困っただろう。もちろん、JPRSはその統括者としての責任を持っているので、このような場合の対応マニュアル作 成は、今後、早急に取り組むべき課題であることは間違いない。ちなみに今回の件に対するJPRSの誠実な対応は高く評価されていることを付記しておく。

結局、my-domain.jpのDDNSは一日で復活したが、うちのような遊びでやっているようなところは別にしてそれなりの影響が出たことは想像に難 くない。いまだその原因についても保留されており、不信感を募らせている利用者も多かろう。個人的には、my-domain.jpのサービスはシンプルで 合理的なところがたいへん気に入っており、今回の一件でも乗り換えるつもりはないのだが、早晩、逃げ出す人も少なくないと思われるので利用者減が今回の騒 動を最悪の形で再現することも視野に入れ、その準備をする必要性は感じている。

というわけで、まずは利用者が増えれば安全性が高まるので、ここでmy-domain.jpをよいしょしておくことにする。とにかく、my- domain.jpのレジストラとDDNSを兼ねるシステムはシンプルかつ合理的で、設定に関するインターフェイスなどはとくにDNSがどういうものか理 解している人間にとっては簡潔で直感的理解が可能なのがうれしい。初心者向けにブラックボックス化してかえって難解なものになってしまったり、複合的サー ビスを利用させるための微妙なバイアスがかかっていたりする他社のサービスとはmy-domain.jpのサービスは一線を画している。

デメリットは年6,000円の利用料がDDNSとして割高に感じられることと怪しい連絡先等から生じている信用問題であろうか。しかし、年6,000円と いう価格は割高というよりドメインの維持管理費、DDNSの使用料としてこれぐらいが適正価格だと私は思う。私は、これ以上安いと割安感より不安を感じて しまう。信用問題に関しては、今回の事件までは大きな落度もなかったことだし、気分の問題としか言いようがない。まぁ、私も企業人としてなら電話番号も公 開していない会社にDNSというクリティカルなものを任せる気にはならないが、ここは一つ、育てるつもりでmy-domain.jpを支援してほしいもの だ。


2005年10月23日 日曜日 running.

karing管理日誌は、いつのまにか一年以上も更新していなかったらしい。とくに変 わったこともなかったので更新が不要であったわけだが、正確には、慣れにより感動の閾値が高くなったということだろうか。こんな個人のサーバに起こる出来事 などは限られており、大概は自分が原因であることがほとんどだ。そんな一人よがりなことを書いてもなぁ、とついつい更新がとどこおってしまったのだった。 しかし、何も書かないのもつまらないので、久々にサーバのハード変更を実行してみた。

rita.karing.jp(HITACHI FRORA 3010CT)は、SCSI(AHA-1510A)を内蔵しており、以前から外付けの機器による拡張が待たれていた。とは言っても、サーバの他に外付けの 機器も24時間通電しっぱなしにするのはためらわれるので、所詮お遊びの拡張にすぎず、お遊びの拡張に安定したサーバを使うのもどうかとこれまで実行が先 延ばしにされてきたのである。

そんな状況であったが、思い立ったが吉日、サーバにMOを接続してみた。このMOは、ICM MO-4120、今は亡きICMの128MB MOである。PC-98往時に活躍した製品であり、DOS/Vにも流用可能のようだ。これは、以前、2,000円のジャンクとして入手したものである。さ て、この拡張において最大の難関は、SCSI機器の配置やケーブル接続である。なぜならそれらは物理的移動をともなうため物理的破壊が懸念されるからだ。 なにぶん、このサーバは狭い棚に押し込められたノートPCであり、サーバを稼働させたまま作業を実行したため細心の注意が必要だった。電源コード、LAN ケーブルx2、SCSIケーブルが絡み合う作業は心臓に良くなかったが、とりあえず終了した。

これで、我が486マシンにも新風が吹き込まれた。128MBのMOはたいしたものではないが、次なる拡張の準備をしたと思えば、それなりの意味があろ う。今時、486マシンでどこまでやれるかがテーマの我がサーバ、拡張の選択肢が拡がったのだからまだまだがんばらねばなるまい。


2004年9月7日 火曜日 Why reboot?

今日、つらつらログをながめていると、何かおかしい。jiffiesの値が少なすぎるし、 なぜか、ps axで表示されるhttpdはmingettyより前にあるではないか。これは、起動 直後にしか存在しない状態である。また、普通その時間なら一分単位にあるhttpdの ログが、六分間も空白になっている部分があるのだ。ということは、その空白の時間に 再起動した?jiffiesから算出される値もその時間を指している。

これまで、勝手に再起動したことは一度しかない。Vine Linux 2.6r1をインストール したての頃、カーネル、glibcなど重要パッケージを一挙にアップデートし、そのまま 不安定な状態で稼働させていたときに再起動してしまったことがあったが、通常運転中 にそんなことになったことはない。また、外部から攻撃を受けた痕跡もない。どうも、 電源が落ちた気がする…。今度、私の向いの部屋に新しい会社が引っ越して来るらしく、 今、いろいろ工事をしているのである。工事中に何かヘマをしてブレーカーか何かが 落ちたのだろう。確認はしていないが、今回はそういうことにしておく。


2004年7月30日 金曜日 True DoS Attack!

NTTコムは29日、同社のデータ通信サービスが関東中部の1都10県で午後4時13分から利用 できなくなったと発表。復旧は、30日午前04:00頃の見通し…。当サーバは、29日21:00頃 より、そのサービスが利用できなくなった。…とは言え、実は当サーバの停止はNTT回線の 不具合によるものではなく、なんとDoS攻撃により、Out of Memoryの状態に陥ったためで ある。まさか、こんな個人のサーバに攻撃しかけてくるヤツがいるとは思ってなかった ので正直油断していた。120にも及ぶcgiリクエストを一度に送りつけられ、rita.karing.jpは 見事DoS攻撃に沈んだのであった。攻撃者は、さぞや満足感と優越感に浸ったことだろう。 おめでとう。普通なら、この程度の攻撃で沈んだりしないものだが、何分当サーバ は、RAM 32MBの486マシンであり、注意深い再設定が必要だと実感した。

で、いろいろやってみたところOut of Memoryで操作不能に陥るのは、httpdの設定よりもkernelのバージョンに依存するようであるとわかった。と言うわけで、kernelのアップ デートを敢行、kernelだけVine SEEDの2.4.26-0vl15に変更した。rita.karing.jpはVine 2.6r1なので、念のため2.6な環境でkernelをリビルド、src.rpmのビルドには12時間を要してしまった。時間はかかるとは思っていたが、か かりすぎだと思ったら、i386,BOOT,smpの三種も作っていたからだった。途中で気づくべきだった。

とにもかくにも、これで操作不能に陥るなんてことは避けられるといいのだが。


2004年7月8日 木曜日 What's happened?

最近、Vineのメーリングリストの配信が止まってしまった。これまでこんなことはなかったので、てっきりunsubscribeされてしまったのだと 思ってしまった。なにしろ当サーバはDDNSを使用しており、Vineのメーリングリストの注意事項には、これでもかと言うように、DDNSのようないい加 減なものを使ってるヤツはちゃんと管理してないとすぐunscribeするぞ(意訳)と書いてあるのでなんかやらかしてしまったのかと思っていた。しか し、思い当たるふしはないし、logにそれらしき異常も記録されていない。

そして、二、三日ぶりに届いたメールは、ちゃんと連番が保たれていた!なんと、実際、この間メーリングリストの流量はゼロだったのだ。驚いた。突然どうし たのかまったく不思議だ。噂によれば、vine-testerの方が盛り上がっているせいらしいが、vine-testerに入らなかったのは幸運だった のか、それとも不運だったのか…。


2004年5月8日 土曜日 jail login inplemented.

これまで外側からは、rita.karing.jpには、anonymous ftp以外のloginはできなかったが、諸処の事情によりloginを可能にした。そこで セキュリティに関しては、jail loginとすることになった。つまり、chroot環境下へのloginである。Linuxではあまり一般的ではないようだが、不可能ではない。もっと も、BSD等での実装はカーネルレベルのものらしいので、su と chrootで実装するこの方法を同じモノとして扱っていいのかは、BSDの素養がない私には判断のしようがない。

とにもかくにも、うまいこと動いているようではある。最大の問題は、ファイルシステムの分離は完全でもネットワーク的に分離できないことだが、必要とあれ ば、iptable等でその場しのぎに対応するしかないだろう。QEMU等のエミュレーションで制限されたlogin環境を構築するのが完璧だが、いかん せんリソースを喰うので、486DX4/75MHz 32MBのrita.karing.jpには現実的な話ではない。

2004年3月21日 a back up server is ready.
最近、ノートjunkが熟成してきてかなり遊びやすくなった。程度のいいPentium機を800円x2、300円x2で買って みた。とりあえず、全部動いたが、その中の一台をrita.karing.jpの代替サーバとして緊急時に備えることとした。この機体は、FMV- BIBLO 5166NU8/W、MMX Pentium 166MHz、RAM 64MB、HDD 1.4GBである。HDDは、rita.karing.jpのバックアップ用に用意していたものであるが、Vine 2.6r4を再インストールした。いずれ試験的に運用せねばならないが、rita.karing.jpの連続運転も一年に近づいており、こうなったらきり のいいところで一年動かしてやろうと思っているので、代替サーバの実試験は6月以降となる予定。

さて、このFMV、LANもUSBも備えたなかなかのもので、サーバにするのはもったいないかとも思えるほどなのだが、ヒンジ部のちょっとした不具合と液 晶のへたれ、Video Chip Cyber 9385-1のドライバがあまりよくないことなどから、サーバに選ばれたしだいである。本当は、Pentium 100MHzのFMV-BIBLO 5100NA/Wをサーバにしたかったのだが、なんとこの5100では、pcmciaが使えないのである。この件に関しては、オプション指定等一通りのこ とはやってみた結果で、i82365.oのPD6710の部分にはバグが混じっているようである。pcmciaが2.xから3.xにバージョンアップした さいに混じったような感じか?というわけで、Vine(1.1以降、pcmcia-cs 3.x)ではpcmcia経由のネットワークインストールはできなかったのだが、redhat 4.2(pcmcia-cs 2.9.6)ならインストール可能であることは確認した。一応、pcmcia-cs 3.x i82365.oのこの問題はインストール時だけの問題ではないことをつけくわえておく。

正直にいえば、junk使いのプライドとして、Pentium 100MHzの機体があるのにMMX Pentiumの機体をサーバに使うなんて忸怩たる思いである。やはり、現状においてPCIバスを持たない機体はなにかとソフト的不具合が起きやすいので、問題を避けたい向きは、PCIバスの有無に気をつけるべきであろう。

2003年11月6日 the record was updated.
rita.karing.jpの連続稼働日数の記録が更新された。以前の記録、147日を越え、現在、151日目である。とりあえず、サーバを止める予定はないので、しばらく記録更新が続くことになろう。486マシン、いまだ健在なり。

しかし、いい加減ハードの限界というものも正直気になってきた。先日、640x320のaviファイルをmplayerで再生してみたら、CPUスピード が足りない旨の警告を出された。確かに、映像が音について行けない。その差は、5%程度だが、さすがにこれだけずれると実用に耐えない。我が、メインマシ ンP2 400MHzもさすがに限界か…。手元に、Mobile P!!! 600MHzと900MHzの動作確認済ノート用マザーボードがあるので、これを活用したいところだが、手間をかける時間がどうもうまく取れない。素直に 出来合いのモノを買ってくるのがもっとも合理的のようにも思うが、ハード交換における現在の個人的最大の関心事は静音化なので、ノートマザーの活用にはこ だわりたいところだ。

とにかく、12月の予定がたたないので、今はすべてを保留するしかない。まぁ、ハードの更新と言っても今更、mobile P!!!というのも世の中的には物笑いのタネかもしれないが…。


2003年10月1日 are they DDoS attacks?
近頃、webサーバに大量(というほどでもないかもしれないが…)のゴミが送りつけられてくる。User Agent (Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows NT 5.0;Skyflower 1.0)がその張本人なのだが、このクライアントが本来tencent.com宛てのリクエストをrita.karing.jpによこすのである。 GET  http://verify.tencent.com/…云々という要求にも辟易だが、その要求先が、なぜうちのサーバなのかまったく謎である。最初は webサーバにあたりかまわず、撃ちっぱなしてるのかと思ったのだが、世の中的にそういうことは起きていないようである。検索をかけてみても、まったく手 懸りがない。

なにか、ブラウザのバグかなにかなのだろうか…、にしても、なぜうちなんだろうか?どう考えても、googleにさえ引っかからないkaring.jpを DNSで引いてアクセスしてくるとは思えないので、IPアドレスを直接打つかそれに近いやり方をしてるとしか思えないのだが…。

いずれにせよ、このユーザはまともに所望のサービスを利用できていないワケで、そのことに関して疑問とか持たないのだろうか。現実的にサーバに負担がかか るなんてことはないのだが、無意味なことを平然とやりつづける人を見ていると正直、その鈍感さ、無神経さについいらついてしまう…。


2003年8月23日 the ADSL modem is unstable?
最近、BBフォン(IP電話)の調子がおかしく、発信できなくなっていた。相手方の回線が使用中でなくとも使用中になってしま い、使用不能となっいてたのだ。BBフォンなどに関し、Yahoo! BB側には障害情報などもなく、ADSLモデムの不具合と思っていたのだが、いつのまにか、またもとどおり使用可能になっていた。やはり、局舎側の不具合 だったのだろうか…。

Yahoo! BBも加入者300万を越え、細かいところまでは目が行き届かないのかもしれない(もともと、そうだったという話もあるが…)。いずれにせよ、こちらに選 択肢はないので、なすがままのやられっぱなし、なにがあっても泣き寝入りは覚悟しているが、そろそろ、新規ユーザ獲得に向けられている膨大な資本を既存 ユーザにも向けて欲しいものだ。

2003年6月21日  maintenance finished.
ひととおり、メンテナンスを終了。カーネルをアップデートし、IRQの再割り当て を実行、azami(rita.karing.jp)のsound機能を復活させた。再起動を要するモノはその程度であった。最大の問題はハードなのだ が、とくに不具合が目につくことはないので、だいじょうぶなのだろう。仮になにかあったとしてもazamiに残された選択肢は最早なく、買い替えというこ とになるので、azamiのハードについて心配するのはあまり意味がない現状ではある。とにかく、azamiが壊れるのが早いか、RTCの電池が切れるの が早いか、見物…といった状況、まぁ、一番可能性が高いのは自分自身があきらめてしまうことだが…。

さて、azamiというhostnameは、最初、我がLAN内の実験時に使用される仮称であったのだが、このサーバが実験からなし崩しに実用化されてし まったため、長らく実験時の仮称が未決のままになってしまっていた。というわけで、ここまでマル一年を要してしまったが、実験時の仮称を新たに定めること とした。当初、実験機の名称は園芸種ではない花の名前を予定していたが、
園芸種ではない花の 名前でazamiにまさる名前は思い付くことができなかったので、この規定ははずすこととなった。

そして新たに実験時の仮称として採用されたhostnameは、『momo』である。もちろん、LAN内におけるシリアルナンバーは百である。azami は 99なので、なんか丁度いいだろう。とりあえず、DNSの書き換えも終了し、一段落である。

少し前、Vineのメーリングリストに投稿したとき、余計なエラーメールが返されてきたが、ログにも変なトコロはないし、あれはウチが悪いわけではないと 思うのだが…。そういえば、ログのフォーマットや読み方に関する情報等は、どこらへんにあるものなのだろうか?HOW TO同様に重要だと思うのだが、あまりログについて書かれたものを見たことがない。RFCを読め、とでもいうことなのだろうか…。


2003年6月2日  happening occurred!
ついにやってしまった。いつかやるんじゃないかと常々思っていたが、やはりやっ た。まぁ、しかし、一年に一回ならマヌケな自分としては上出来…か?今日、部屋を掃除しているとき電源コードに足を引っかけ、サーバの電源を落としてし まった。これで連続稼働は147日で途切れたことになる。もう、動作に不安はないので連続稼働にはこだわってはいなかったのだが、200日まで行くつもり だったので多少は残念だ。

とうとう連続稼働の記録も途切れたことだし、多少、時間の余裕もできたので、rita.karing.jpはこれよりメンテナンスモードに入る。と言って も、そう特別なことをするわけではないので、なにか目に見える変化が起こるわけではないが、もしかしたら少し不安定になるかもしれない。メイリングリスト ではダイナミックDNSのサーバは嫌われ者らしいので、とにかくメールの設定だけはしくじらないようにしたいものだ。

さて、rita.karing.jpも問題なく再起動したことだし、とりあえず、これから掃除の続きをせねばならない。予定では今日中に終わるはずだったが、このハプニングのおかげで日 付けが変わってしまいそうだ…。

2003年4月20日  100 days.
ついに、rita.karing.jpの最初の目標である百日連続稼働を達成した。先日、httpdにcgiの設定も加え、完全 に安定稼働に入ったと言えよう。もはや、メンテナンス以外でrita.karing.jpの設定を変更する予定、必要は今のところなくなった。次は、二百 日連続稼働が目標である。その後は、おそらくメンテナンス、その他で一旦リブートの要があろうと思われるので、連続稼働の目標は二百日までである。7月下 旬がメドとなり、その後はメンテナンスモード(OS、ハードウェア、その他のアップデートの準備)に移行ということになるだろう。

5月にはドメインの更新という初のイベントも控えている。単に金を払うだけだから、どうということもないのだが、決裁手段に四苦八苦した一年前を思い出 す。あれから、もう一年たったというワケか…、短くも長い一年であった。当時最新のADSLモデムであった我がADSLモデムも、わずか一年で、今では FAQに『古いタイプ』として出てくるようになってしまった。思えば、8Mbpsから12Mbpsへの移行はあっという間であった。諸処の事情から、個人 的には12Mbpsは不要なので現状の8Mbpsでも特に不満は感じないのだが、時代に取り残された感は否めない。パソコンなどのハードはjunk主義で はあるが、インフラは最新に保ちたいというのが正直なところではある。

で、最近不調だったADSLモデムは一旦電源を切り、再起動してみたら何事もなく正常に動くようになった。どうも、ありがちな不具合だったらしく、あせる ほどのことではなかったらしい。

さて、karing.jpの次なる目標は、実家にあるmalva.karing.jpの運用にある。malva.karing.jpをバックアップのメー ルサーバとすることが、malva.karing.jpの最終目標である。しかし、何分、モノが手元にないのでそう簡単にコトは運ばない。と言うか、現 状、実家にはダイアルアップの環境しかなく、また、パソコンを使うという習慣もないので、この計画の最大の問題は、これらの社会的環境を整備することであ る…。本質的にはパソコンに無縁な人にどうやってパソコンを使わせるかという問題に収斂するが、これはITビジネスにかかわる多くの人々が直面する問題で もある。

我が実家でも、メールぐらいはできるようになってくれると、なにかと便利だし、色々、興味も持てるようになると思うのだが、残念ながら、現状では『壁』は 高いように思われる。というワケで、いっそ私もITビジネスの先人たちに習い、パソコン云々は抜きにして、雰囲気やらナンヤラで実家へのADSL導入を推 進しようかと思わなくもない…。ビジネスとは違い、相手は客ではなく、家族なのだから、容易にコトは運ぶであろう。

とにもかくにも、しばらくは実家に帰る予定はないので、とりあえずこの計画は保留なのだが、ドッグイヤーとも呼ばれるこの世界、次に帰省するときは、どん な社会状況が待っているのだろうか?ADSLは?IP電話は?NTTは?それによって、malva.karing.jpもその様相を大きく変えることだろ う。


2003年3月18日  the ntp server of ntt was down? 
rita.karing.jpと同期させているntpサーバのひとつ、ntp.nttsl.mfeed.ne.jp(NTT情報 流通プラットホーム研究所)が今日の昼頃から反応しなくなっている。本当にサーバが落ちているのかどうかは不明だが、もともとこのサービスはいつ終了する かわからなかったものなので、まぁ、いたしかたがない。

とは言え、このままほっておくのもなんなので、NTTのサーバの代わりに別なサーバを指定してやることにした。さて、どこのサーバにしようかと思ったが、 結局、我が母校のサーバを使うことにした。pingもちゃんと返してくれるし、なかなかお行儀も良いようである。最初からそうしておけば良かったと思わな くもないが、不肖の卒業生として気が引けたのだった。

rita.karing.jpが起動してからすでに60日が経過し、当面の目標である100日連続稼働の達成も視野に入ってきた。しかし、なんとトラブル 発生!ADSLモデムが不調なのだ。もっとも、インターネットへの接続には影響がなく、問題が生じたのは、BBフォン(IP電話)だけだが…。そのトラブ ルとはBBフォンから発信できなくなってしまったことである。おそらく、モデムの交換は必須と思われる。となると、rita.karing.jpを再起動 させることも考えなくてはならない。dhcpcdの再起動だけですむような気がしないではないが、当然ADSLモデムのマニュアルにはそんなことは書かれ ていない。

とりあえず電話なんて使うことは滅多にないし、本当に電話を使いたいときは、BBフォンではなく、NTTの回線を使えばいいだけの話なので、現状、差し 迫った問題は生じていない。そんなわけで、いまだ、この問題に対してなんら対策を講じていない。しかし、いつまでもこのままというワケには行かないので、 なんとかせねばならないのはやまやまだが、どうしたものかと思案にくれる今日この頃である。

2003年2月1日  rerestart rita.karing.jp!
1月6日にbootしてからこれまで、とくに変わったことはない。ということで、OS再インストール後のならし運転も問題なくク リア。よって、ついに、rita.karing.jpの試験運用を終了。7ヶ月におよぶ試験運用であった。もっとも、なにか重大な問題があったわけではな いので、いつ試験運用を終了させてもよかったのだが、節目節目でタイミングがずれてしまった。なんにせよ、気持ちを新たに再スタートといきたい。

Vine 2.6r1のインストール直後はどことなく不安定だったが、その後は、まったく問題がなく、どうやらインストール直後の不安定さは気のせい、もしくは偶然 の産物だったようだ。rita.karing.jpに関する今後の課題は、sshdの本格運用とcgiの導入ということになろうか。もっとも、この二つと も個人的には必要ないので、実験機で試した後に実際にrita.karing.jpに導入するかどうかは不透明である。本当は、cgiよりもhttpアク セラレータの方に興味があるのだが、世間的にはcgiのスキルを多少なりとも身に着けておく方がなにかと便利であろう。

とにもかくにも、再始動したrita.karing.jp…、とりあえずの目標は100日連続稼働だ。システム的な不安はないので、連続稼働をはばむ最大 の敵は、おそらくブレーカではないかとふんでいる。対抗はハードの問題(と言うか、老化…)、穴は社会的要因、大穴はアタック…と言ったところか。さて、 どうなることやら。


2003年1月17日 Can Yahoo! BB survive?
最近、街中でYahoo!BBがモデムをくばっているのには驚くが、とにかく攻勢に出ているYahoo!BB、頼もしくもあり、 不安でもある。調子づいているYahoo!BB、設備も増強しているのか、我が家の接続速度が最近、明らかに向上した。かつては2Mbps強で、 2Mbps後半には絶対手が届かなかったのだが、なんと最近は3Mbpsを越えることさえできるようになったのだ。

こうなると、もしかしてホントはもっと速度が出ているのではないか?と不安になる。仮に8Mbpsフルスピード出たとしても、LANの外側との接続はルー タの実効転送速度が、その速度を決定する。そして今、azami(rita.karing.jp)つまりルータのその速度は、400KB/s (3.2Mbps)弱であり、ADSLの速度と拮抗してしまっているのだ。これまでは、ADSLの速度より、ルータの速度の方が確実に速かったので、 400KB/s弱というルータのスループットにもおおらかでいられたのだが、これからはそうはいかないかもしれない…。とはいっても、これくらいでは巨大 なファイルのダウンロードでもしない限り、体感に差が出ることはないだろうし、rita.karing.jpは『この486機、HITACHI FLORA 3010CTにより運用する』という縛りがある以上、実際のところ打つ手はない。

LANの100Mbps化をふと考えてみたりしないでもないが、pcmciaでは、100Mbpsでも10Mbpsと変わらない速度しか出ないらしいの で、まさにお手上げである。街中でくばっているYahoo!BBのモデムは12Mbps…、8Mbpsから移行すると、平均して1Mbps程度の速度上昇 が見込めるそうであるが、ルータのスループットを考えると、もはや我がLANにとって12Mbpsは無用の長物以外の何物でもない。ほとんどすべてが junkで構成されている我がLANが、ハード的に飽和状態であることは常に意識せざるをえない現実である。

とは言え、現状の環境で不満があるかと問われれば、答えは否である。本気かどうかはわからないが、国策としては、FTTHを推進するという話を聞く。すで に、これだけADSL環境が整った今、さらなるFTTHへの移行という変革にどれだけの意味があるのだろうか。少なくとも早急に移行しようとする立場には 疑問を禁じ得ない。FTTH推進派が、こういうとき必ず引き合いに出してくるものは動画の配信だが、実際、どれほどの需要があるのだろうか。ほとんど車の 通らない立派な道路というものが日本には腐るほどたくさんある。むしろ、車が通らないほど立派な道路だったりするものだ。まぁ、こんなところで道路公団の 話をしてもはじまらないが…。

さて、今のYahoo!BBの攻勢は、IP電話ユーザの囲い込みを目指したものである。魑魅魍魎が跋扈し、様々な思惑が錯綜する中、はたしてどうなってい くのだろう…。ADSL、IP電話、FTTH、そしてNTT…。今年は面白いモノが見れそうだ。もっとも、Yahoo!BBの加入者としては他人事ではな いので、高見の見物を決め込むというワケにもいかないのだが…。

2003年1月3日  restart rita.
つい、思い立ち、rita.karing.jpのOSをVine linux 2.5から2.6r1へと再インストール(アップデート)した。正確には、ハードディスクを取り換えた。以前のVine Linux 2.5のものはバックアップ用として保管することとした。これらの経緯、詳細については、いずれサイトの上の方でまとめるつもりだが、2.5のときとあま り変わったところはない。ただ、今回は前回と違い、最初から余計なものはインストールしないという方針でインストールしたので、節目節目で足りないパッ ケージをインストールせねばならないという手間を取らざるをえなかった。

しかし、インターネットサーバを選択しているにもかかわらず、iptables、identd(pidentd)がインストールされないというのはどうい うワケなのだろうか?では、この二つはいったいどこのパッケージグループに含まれているというのだろう…。くわえて、XWindowを選択してはいないの に、XFree86や、WindowMakerはインストールされるのである。ちょっと謎だ。こういうことがあるので、HDDに余裕があるなら、フルイン ストールが一番だと思う。最近は、HDDも不必要なほどに大容量のモノが簡単、安価に手に入るのだからなおさらであろう。フルインストールはカッコ悪い印 象があるようだが、インストーラが信用に足るものではないのだからなにをか言わんである。とは言え、こういう類のことは、Linuxではよくあることで、 いちいち気にしていたら身が持たないといったところか…。

それよりなにより、今回、驚いたのは一通り設定を終了したあと、(サーバなので当然)そのままにして寝てしまったら、pcmcia起動時の認識音に起こさ れてしまったことである。つまり、なぜかリブートしてしまったのだ…。インストール後、カーネル、glibcを含め更新されているパッケージはすべて入れ 替えたので、念のため再起動させてやろうとは思ってはいたのだが、疲れていたので寝て起きてからにしようと思ったらこの結果だ。このリブートは正常な終 了プロセスを経ていないことは確実だが、残念ながら、リブートの原因はログには残っていなかった。でも、なぜ?電源…、ブレーカでも落ちたのだろうか…?

なんにせよ、稼働中のOSが突然リブートするなんて、rita.karing.jpではモチロン、まともなマシンでは初めての経験だ。そう、まともなマシ ンでは…。超不安定マシン初代himawari(COMPAQ DESKPRO XE466 486DX2 66MHz)には、よくあったが…。まぁ、とりあえず、現状ではイレギュラーな事象と解釈しておくほかはないが、また一つ心配事が増えてしまった。まった く、自宅サーバなどやるものではない。


2002年11月4日  the second inpact of the samba!
azami(rita.karing.jp)が再びDoS攻撃に沈んだ。今回、Attackをかけてきたのは、himawari である。そう、以前と同様、Windowsの設定変更中になにかが起こったらしい。nmbdが無 数に起ち上がり、一巻の終りであった。無限に起ち上がろうするnmbdとMinSpareServers(2)を維持しようとするhttpdが起ち上がっ ては、Out of Memoryで次々に死んで行く…。この異常事態に、ルータの機能以外はすべて動作不能に陥った。RAM 32MB、Swapなしの環境は、さすがにデリケートだ。ルータの機能については、純粋にカーネルで予約されたところで実行されているので、この影響を受 けないのだろう。

しかし、これは、samba-2.0.10_ja_1.2-0vl1のバグじゃないのだろうか…。時間の都合上、厳密な再現性の実験はしばらくできないの で、とりあえず、今回実行したことをここに記しておく。

himawariは、買ってすぐ、Windows95(4.00.950a)をインストールし、これまでなんの問題もなかった。今日、たまたま、 tampopoとhimawariが同時に稼働する状況が生じ、なにげにhimawariのネットワークコンピュータ(Windows95)を開いてみる とtampopoがいないのである。しかし、tampopoのsambaは正常に動いているようだ。というわけで、himawariの設定の問題か?と思 い、つい設定をいじってしまった。変更した設定は、アクセス権の管理である。『共有レベルのアクセス管理(S)』(たぶんデフォルト)から、『ユーザーレ ベルのアクセス管理(U)』へと変更してみた。『ユーザーとグループの一覧が保存されている場所(L)』には、当然、azamiだ。そして、 Windows95のCD-ROMを要求され、お決まりの再起動である。この設定変更が功を奏したのかどうかは疑問だが、とりあえずネットワークコン ピュータ上にtampopoがその姿を現した。

こうして、アクセス管理に関する設定を変えてしまったので、この時点で、himawari上には共有フォルダが存在しない。新たに再設定してやる必要があ る。もちろん、再設定してやろうと思ったが、しかし、″ユーザーとグループの一覧が利用できない″とか言われて設定できないのである。しかたがないと思 い、再び『共有レベルのアクセス管理(S)』(たぶんデフォルト)へ戻してみた。たぶん、いままでこれで大丈夫だったはずなので、戻してみようという気に なったのだ。実際、戻してみても、tampopoは、ネットワークコンピュータ上に存在している。最初、tampopoがネットワークコンピュータ上に現 れなかったのは、アクセス管理の設定とは関係のない問題だったのだろう。

さて、そんなこんなしているうちに、azamiのハードディスクに異常なアクセスがあることに気づいた。これは、以前、経験したのと同じ異常なアクセスで ある。ひとまず、himawariをシャットダウンし、tampopoからtelnetでazamiにloginしてみた。ps axで見てみると、やはりnmbdが無数に起動している。freeで見てみると残りのメモリは4MB程度、何度かfreeを実行してみると、次第に残りメ モリが減少していくのがよくわかる。なんとかせねばとrootにsuしようと思ったが、suするだけのメモリは残っていなかった。あわてて、コンソールか ら直接rootでloginしようとazamiの上にのっかっている色々なモノをどかし、急いでフタを開けてみたが、時すでに遅し…、コンソールには″ Out of Memory″の嵐だ!もはや、なすすべはなかった。

azamiの再起動後、ログ(/var/log/secure)を見てみると、最初nmbdを呼び出しているのは、当然himawariだが、 himawariが停止した後は、azami自身がnmbdを呼び出し続けている。これは、やはりおかしいのではないだろうか。…しかし、こんな単純なこ とで、こんなことが起こるとは、にわかには信じがたい。ネット上にも同様の現象についてふれたものはないようである。とは言え、固有の現象とも思えないの だが…。

根本的な解決はさておき、対症療法としてinetd.confでnmbdの一分間に起動する最大値を10(デフォルトは40)にしておいた。とにかくこれ からは、Windows95でネットワーク関連の設定を変更するときは気をつけることにしよう。


2002年10月20日  a resolution of the network problem
pingが外へ出て行かなくなる原因がわかった。himawariの導入、sumireの退役により、sakuraがローエンド 実験機になったためsakuraの使用が増え、この現象が顕在化したようだ。pingや名前解決での不具合は、いままでもあったのだが、すぐ元に戻ったの で一過性のものとして軽く考えていた。しかし、こんなことは偶然起こるわけもなく、気づいた時点で、ちゃんと対応すべきだった。結果には必ず原因が存在す るものである。なんでも『偶然』、『相性』で片付けてしまうのは思考停止以外のなにものでもない。反省が必要だ。

さて、その原因であるが、tracerouteの実行中にわかった。tracerouteを実行してみると、LAN側から実行する場合とazami (rita.karing.jp)から実行する場合とでは結果が異なるのである。LAN側、sakuraから実行した場合は正常に動作しているようだが、 azami(rita.karing.jp)がtracerouteを実行しても、どこからもまったく反応がない。少なくともYahoo!BBのゲート ウェイからは応答がなければならない。そう、ルーティングがおかしいのである。ここでpingを撃ってみると、やはり外に出て行かない。そして、送信元 が、192.168.45.99となっていることに気づいたのである。現在、LAN内には、azami以外にルーティングを行うホストは存在しないので、 LAN側にLANのノード以外へpingを撃っても応答が帰って来ないのは当り前だ。

というわけで、azami(rita.karing.jp)のルーティングテーブルを見てみると、なんとdefault gatewayが二つ存在している。ひとつは、DHCPで取得した本来の(Yahoo!BBの)ゲートウェイ、もうひとつは、sakuraになっていた。 azami(rita.karing.jp)にOSをインストールした時点では、sakuraがまだ実験的にルータだったので、sakuraをゲートウェ イに設定し、そのままになってしまったらしい(しかし、今の今まで、ルーティングテーブルを確認したことはなかったのか…)。もちろん、現在、 sakuraはdefault gatewayとしての機能を有していないので、azami(rita.karing.jp)がsakuraをdefault gatewayと認識した場合、不具合が生じて当然である。

これまで、sakuraでの作業中、azami(rita.karing.jp)に不具合(pingが撃てない、名前解決できない)が起こると主機 tampopoに移り、原因究明をはかってきたが、常になにもせずとも5分から10分程度でこの不具合は解消してしまっていた。tampopoに移るとい うことは、つまり、sakuraの電源を落してしまうということでもあるので、azami(rita.karing.jp)がsakuraを default gatewayと認識できなくなってしまうゆえ、不具合が解消していたということなのだろう。

LAN側から入ってくるパケットは、default gatewayが二つあってもLAN側に戻すのはおかしいので、ちゃんとインターネットの方に出て行っていたわけだが、azami (rita.karing.jp)自身が発信元の場合は、sakuraがdefault gatewayとして有効と認識するとsakuraをdefault gatewayとして使ってしまい、不具合発生となってしまったようだ。ルーティングの設定ミスなどという初歩的なミスが原因だったわけだが、発見が遅れ たのは、sakuraが起動してからazami(rita.karing.jp)がsakuraをdefault gatewayと認識するまでにはタイムラグが存在したためである。いや、タイムラグという表現は正確ではないかもしれない。なぜなら、sakuraを起 動してから、この不具合が発生するまでの時間は、まったく不規則にみえたからである。sakuraの起動後、すぐこの不具合に見舞われたこともあることは あるが、多くは、なにごともなく作業を終了できていたのである。なので、この不具合とsakuraを関係づけるのに手間取ってしまい、原因究明の糸口をな かなかつかむことができなかったのだ。


とにかく、設定ミスを修正できたことはよかった。しかし、azami(rita.karing.jp)をインストールしてから、すでに4ヵ月が過ぎてい る。時間がかかりすぎていることは否定できないだろう。設定ミスなんて、気づけば簡単に修正できるものだが、実際のところはなかなかうまくいかないもの だ。

2002年10月7日  unstable network problem?
今日、いろいろやっていると、azami(rita.karing.jp)が突然、名前解決できなくなった。というか、pingが出て行かない。またYahoo!BBの障害か?と思ったら、 azami(rita.karing.jp)のルータとしての機能は健在であり、LAN内か らは、azami(rita.karing.jp)を通して、pingも撃てるし、ネット ワーク的な障害は見当たらない。ということは、上流の問題でもなければ、ハード上の問題でもなく、純粋にazami(rita.karing.jp) のソフト、設定上の問題ということになる…。しかし、ついさっきまで正常に動いていたのである。なにがどうなったのか見当がつかない。もし暇ならば、ずっ とこのままはりついていて推移を見守ってみるところだが、最近はそういうことをしているわけにもいかないので、能動的になんとかせねばならない。

とりあえず、再起動してみた。もう少しで連続稼働100日をむかえるところだったというのにとても残念である。しかし、状況は変化せず…。すでに万策尽き た、と言うか正常に稼働している状態からなにも設定を変えてはいないのだから対策のほどこしようがない。原因の究明をしたいところだが、今の個人的状況で は、いつ解決するかわからない問題に時間を浪費するわけにはいかない。ということで、再インストールか…、と覚悟を決めたら元に戻った。いったい、この一 時間はなんだったんだ…。

とにかく、元に戻ってよかったが、
azami(rita.karing.jp) には、ハード的な老朽化に対する不安のほかに、ソフト上の不安定さも心配せねばならなくなった。近々、Vineも2.6になるそうなので、出たら再インス トールしてみようか。もっとも、時間があればの話だが。

2002年9月28日  memory leak...
なにげに、azami(rita.karing.jp)のboot時の情報を見ているとおかしなことに気づいた。いや、別におか しくはないのだが…。カーネルをコンパイルしたのは、自分ということになっている…、き、記憶がない。それもコンパイルしたマシンは、Pentium 150MHzのnadesicoになっている。なぜ、P2 400MHzのtampopoでやらなかったんだろう…、謎だ。しかし、カーネルの最適化をやっているなら、techinfo.htmlで取り上げていてもよさそ うなものだが、ふれられていないところをみるとすでにこの時点ですっかり忘れていたらしい。コンパイルは6月11日の日付になっているので、2週間ですっ かり忘れてしまったってことになる。

常々、老体azami(rita.karing.jp)の心配ばかりしている私だが、本当に心配せねばならないのは己の老化なのかもしれない…、情けな い。

2002年9月20日  Yahoo!BB in troubles
今日、04:30頃、ネットでいろいろ調べているとき、突然、名前解決できなくなった。名前解決どころか、pingさえとどかな い。すわ!azami(rita.karing.jp)が逝ったか…と思ったが、どうやらYahoo!BBに障害発生…らしい。一応、はじめての体験だっ たので、多少おどろいた。電話で問い合わせようにも、回戦が混んでてつながらない。まぁ、そういうことなのだから、Yahoo!BBの障害であろうことは 間違いないのだろう。しかし、電話の待機中のアナウンスで障害発生について簡単にでもふれておけば、たいがいのユーザは、それで満足するだろうに。とおり 一辺に「しばらくおまちください」では、まったく芸がない。

復旧後、Yahoo!BBの障害情報をみてみると、やはり、障害であった。メンテナンス中にトラブルが発生したそうだ。メンテナンス中…?これまではメン テナンスがあるときは、事前にメールがきていたのに、今回はきていない、なぜだ。メンテナンスがあることを知っていれば、障害が発生してもあんなにあせら なかったのに…。

なんにせよ、こちらのハード上の問題でなくてよかった。azami(rita.karing.jp)は老体ゆえ、なにかあると、つい『逝ったか』と思って しまう。とは言え、動かしっぱなしにしてからすでに4ヵ月にならんとしているが、これまで問題らしい問題は生じていない。ずっとこの調子で行って欲しいも のだ。

2002年9月2日  rebirth of sumire
よくよく考えてみれば、sumireのHDDはあいかわらず必要だ。先週は、DELL OptiPlex GXaにうかれてしまい、おざなりになってしまったが、結局はsumireをそのままにしておくわけにはいかない。azami (rita.karing.jp)のバックアップ機という重要な役割があるからだ。今度こそ、1,980円(税抜き、以下同じ)、4.3GBのHDDを 買って来て、ついに交換してやった。

ついでなので、モデムを抜き、かわりにEthernet Cardをさしてやった。これでハード的にはazami(rita.karing.jp)のバックアップとなる準備はできた。ついでにVine 2.5をインストールしてみた。インストール自体はなんでもないが、やはりというかなんというか、Xがたちあがらない。ISAの環境では、XFree86  4.xは使えないのだろうか…。手堅いと思われるS3 928でもダメだった、カードリストには載っているのに…。と、Xに時間を費してしまったので今回は、バックアップの環境を整えるまでには到らなかった。 これに関してはまた次の機会にしようと思う。今日はHDDの入れ替えやらなんやらで疲れてしまった。しかし、結線や微妙なレイアウトなど気になっていたこ ともこの機会になおすことができたので、それなりに有意義ではあった。

しかし、tampopoのOSアップデートにはなかなか手が回らない…、なぜだ…。
2002年8月24日  new comer
やっと時間がとれたので、sumireのHDDを交換してやろうと秋葉原に出かけたが、結局、買って帰ったモノはパソコン本体で あった。DELL OptiPlex GXa、P2 233MHz、HDD 3.2GB、RAM 64MBが2,180円(税抜き、以下同じ)であった。これでは、1,980円のHDD、4.3GBを買って486機につないで使うより、このP2マシン を買ってそのまま使う方がはるかに合理的であろう(スペースの問題をのぞく)。とうとう、世代交替である。

さて、このGXaのスペックは以下のとおり。

CPU
Intel Pentium II 233MHz
chip set
Intel 440LX
RAM
ECC SDRAM 64MB
HDD
Maxtor 83240D3 3.2GB
on board video
ATI Rage Pro SGRAM 4MB
on board NIC
3Com 3c905 Boomerang 100baseTx
on board sound
CS4236B
CD-ROM
NEC CD-ROM DRIVE:28B 32x
SCSI card
adaptec AHA1510A

SCSIだけは自前で追加した。chip setが440LXなのでceleronによる高速化も可能であろう。けっこう遊びやすい構成に思える。ホストネームはhimawariとした。 himawariはsumireの後継機なので、その主な任務はWindows95の運用にある。しかし、私の持つWindows95 (4.00.950a)では古すぎるらしくインストールはできてもそのままの状態では各デバイスはほとんどまともに動かなかった。chip setがちゃんと動いていないのでCD-ROMさえ使えない、つまり各ドライバのインストールもままならないのである。とにかくLANにつなぐことさえで きれば簡単なのだが、ことはそううまくはいかなかった。フロッピーでピストン輸送することも考えたが、最終的にはLinuxとのデュアルブートになるのだ から、一旦、Linuxをインストール、このLinuxで各ドライバをダウンロードし、Windows側に送ってやることにした。

Windows95各ドライバのインストールはとくに問題なく終了したが、USBは使えるようにはならなかった。USBを使うには、Revision B以降のWindows95が必要だそうだ。

しかし、さすがに新しい機種である。486機に比較し格段に速いし、自動設定なのか設定に悩むという必要がまったくなかった。随分と進歩し楽になったもの である。やわらかいものばかり食べてるとアゴが弱くなる…、などという老婆心をいだきたくなるほどであった。

こうして、P2マシンが我がLANに加わったわけだが、世代交替、ADSL常時接続など我がLANにもこのところ大きな改変がつづいている。ここは、 LANの再構成が必要なのかもしれない。とは言え、差し迫った課題は、メインマシンのOSアップデートなのだが…。いろいろと悩むところである。

2002年7月19日  the HDD returns
結局、再度sumireに手をかけてしまった。今度のHDDは、200MB、この COMPAQ DESKPRO XE4100を買ったときについていたものである。なんと200MBなどという容量でも、I.E. 5.5とスキャナのソフトを入れても、まだ、50MBほどの空きがある。Windows 95とは、なんとコンパクトなOSなのだろう。7年も前のOSでありながら、まだちゃんと使えるし、最近の水ブクレしたような大容量のOSにはない清々し さを感ぜずにはいられない。使い込めば、巷間言われている悪口に納得できるようになるのかも知れないが、200MBのHDDでもちゃんと使えることを考え れば、個人的には他のことは許してやってもよさそうな気がする。

なんにせよ、スキャナとI.E.が使えるようになり、行動の自由度も大きくなった。もっとも、この体制は8月半ばまでの一時的なものなので、依然、本質的 な問題の解決には到っていない。HDDの購入という至極単純な問題が解決すべき最大の問題とは少々カッコ悪いが、一ヵ月後にはガタガタ言わずに処理せねば ならないだろう。

2002年7月12日  DoS attack occured!
やはり、スキャナが使いたくなった。まだ、緊急性は感じないが、これから先、ない と不便のような気がする。とりあえず、700MBのHDDにWindows 95をインストールして急場をしのごうかと思う。本来なら、700MBあれば、sumireにとっては十分な容量なのだが、486機という年代物ゆえ昔懐 かしい1024シリンダの壁という制限とつきあわなくてはならず、非効率な容量配分により、700MBでは十分な容量を確保することができない。 700MBでは、sumireの役割の一つである某ゲームのインストールは不可能なのである。しかし、とにかく今はそんなことを言っている場合ではない。 とりあえずスキャナさえ使えればいいので、それ以外のことは考えないことにする。

Windowsのインストールは久々であるが、時間を食われないことを祈るばかりだ。

 
なんてことだ、rita.karing.jpがDoS攻撃に会い、再起動を余儀なくされた。攻撃の発信 元は、sumire…。Windows 95インストール後、ネットワークの設定をしているとrita.karing.jpが反応しなくなってしまった(ルータとしての機能は依然健在だった)。 二週間ぶりにコンソールを開けてみると、Out of Memoryが画面いっぱいである。手動でそれらのプロセスを殺してやろうかと思ったが、メモリが足りないらしく、シェルさえOut of Memoryでたちあがらない。Ctrl+Alt+Deleteは効いたのだが、いつまでたっても進まないので、業を煮やして電源を落してしまった。

再起動後、メモリを食い尽くした原因を調べてみると、原因は、sumireが何度もnmbdに問い合わ せ、大量のnmbdが起動したことであった。残念ながら、Windowsの挙動についてはよくわからないので、なにがどうなったのかよくわからないが、と にかくこんなことははじめてである。しかし、こんな単純なことで障害が生じるとはあまり考えにくい。sambaの設定になにか不適切なところがあるのだろ うか?今は調べている時間はないので、Windowsの使用はしばらく見送るしかない。

さらに追い打ちをかけるように、Windows 95をインストールした700MBのHDDがインストール終了後、まさにネットワークの設定をしているときに壊れた。ハード的な不具合が rita.karing.jpの不具合に関係あるようには思えないが、なんというタイミングなんだ。続けてHDDが壊れるなんてちょっと信じられない気持 ちである。このHDDも以前から挙動不審なところがあったので壊れること自体は不思議ではないのだが、よりによってこんなときに壊れるとは…。

これで完全に、sumireからは手を引くしかなくなった。お盆明けまでは、もういじることはあるま い。もし、スキャナが必要になれば、tampopoにつなぐしかない。つなぐだけならつながるのだが、通路を遮ってしまうので使用後は、ケーブルをはずさ なくてはならない。くわえて、tampopoでは、スキャナを使う設定をしたことがないので、すんなりいくとも限らない…。あいかわらずの問題目白押しで ある。
もっとも、これは、もうパソコンなどいじるなという神の啓示なのかもしれない…。そうだ、今はパソコン などにかまけているヒマはなかったのだった。

2002年7月5日  HDD crush
やっぱり、sumireのハードディスクはいかれたようだ。別なハードディスクに 変えてみたら、当然だが、問題がない。しかし、残念ながら、今、手元にあるHDDはすべて1GB未満なので、すでに現実的な使用に堪えないものばかりであ る。sumireに緊急性はないが、必要性はある。レイアウトの関係で、スキャナはsumireにしかつなぎようがない。長めのSCSIケーブルを買って くるのも手だが、そんなものを買うより、HDDを買った方が賢いだろう。なにせ、4.3GBで2,000円しないのだから…。

sumireの担うべき役割を列挙してみると、I.E.によるホームページの確認、某ゲーム、スキャナによる画像の取り込み、sambaの動作確認、とな る。個人的な理由により、おそらくこれから一月、パソコンにかまけている暇がないので、sumireの機能もとりあえずは必要がないと言えばない。それま で、ほっておくのか…。少し前、プリンタをtampopoにつなぎかえていたのは幸運だったかもしれない。プリンタは、『個人的な理由』に必要なので、プ リンタまでsumireにつないだままの状態だったら、あわてふためいていたに違いない。


とにかく、そうパソコンにかまけている暇はない。rita.karing.jpにシステム的な問題がなければ、それ以外のことは、8月になってからという ことになるだろう。

2002年7月3日  test running started
今日より、試験運用開始。予定は、8月3日の24:00まで。DocumentRoot以下のページだけは一応完成。 sumireのI.E.から確認。I.E.というより、800x600でつくったページを1024x768で見たときの差にちょっと驚く。まぁ、レイアウ トなんて別に気にしないのでいいのだが…、などと悠長なことを言っていたら、なんと今まさに、sumireのHDDが壊れたらしい…。少し前からちょっと おかしかったのだが、気のせいだと見過ごしていた。とりあえず、大切なデータなんてモノはないはずだが、あるとすれば、某ゲームのSAVE.INI…。い や、しかし、そんなもののバックアップはちゃんととってあるはず…。

壊れていないHDDが壊れたのは、はじめての経験だ。うちで一番大容量(8.4GB)で一番高価なHDD(9,000円ぐらい)だったというのに…。もっ とも二年前、中古で買ったものであるから、今その寿命が来たとしても文句は言えないところではある。

なにか突然、通常よりもかなり低速な回転になり、なんの反応もしないような感じになった。こういうことは以前にも何度かあったが、これまでは電源を落して 再起動してやると何事もなく動いていたのでHDDの問題ではなく、OSのヘマだと思っていた。しかし、どうやら違うらしい。とうとう、どうにもならなく なったようだ。こんな風になるのか…、またひとつイイ経験をした(負け惜しみ)。そう言えば、以前つかまされたゴミHDDが、こんな感じで使えなかった なぁ…、ありがちな壊れ方なのだろうか…。

しかし、どうしよう。sumireが動かないとWindowsが使えない、使えなくても、まぁ、支障はないが、大人のたしなみとして使えるようにしておく べきだろう。とりあえず、I.E.によるホームページの確認はしたいものだし…。スキャナもsumireにつながってるし…。でもなぁ、昨日、秋葉原に 行ったばっかりだしなぁ、そうヒマでもないしなぁ。あー、でも昨日、秋葉原に行ってみたら、HDDも随分安くなってたなぁ、4.3GBで2,000円を 切ってるなんて来るとこまで来たって感じがする。

とにかく、もう結構な時間なので今日は寝よう。一難去ってまた一難、最近、心の休まる日がない。

2002年6月30日  happy birthday,rita.karing.jp!
とうとう、rita.karing.jpがネットワーク上で有効になった。whoisの更新は、01:55に行われたがネット ワークに反映されるまでは、なお三時間ほどを要した。最初、whoisの更新がネットワークに反映されるまでのタイムラグについて知らなかったので、 whoisが更新されたのに依然、nslookupがとおらないとあせってしまった。しかし、登録してあるDNSだけは、ちゃんと答えてきたので、自分の 設定に間違いはないことを確認し、こちらにやれることはもうないと居直ったところで、時間が解決した。

ひとまず、rita.karing.jp自体は完全に一人立ち。これからの問題は、個人的な事務処理になる。しかし、結局、まるまる6月をサーバー構築に 費してしまった。しかたないと言えば、しかたないが…。

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