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2011年 8月17日 水曜日 悠久の時を越え、WiMAXに入りました!

時の経つのは速いモノで前回更新からほぼ二年の月日が過ぎてしまいました。パソコン関係から足を洗ったというワケではなく、単に忙しかっただけです。そんなこんなで書くネタもいろいろたまっております。最近、Vineも6.0になったことだし、そう遠くないうちに我が486サーバのアップデートがメインテーマとなることでしょう。しかし、Vine 6.0はなんとi686.rpmということらしく、さすがにウチの486マシンには限界かもしれないし、そうしたら486もOKな他のディストリビューションに移るのか、それともさよなら486でハードを更新するのか、さんざん悩ませられることになるんだろうな、と今から戦々恐々です。

とにもかくにも、直近の話題としては、なんとUQ WiMAXと契約しました。とは言っても、1DAYのヤツですけどね。600円/日は高いと言えば高いですが、実験環境として使いたい時しか使わない身としてはわかりやすくていいです。WM3400RNとかいうWiMAXルータをTSUKUMOで「物だけくれ」と言って買ってきました。17,980円でした。安値で売ってるのは契約込みの値段なので単品の値段としては、まぁ、こんなもんでしょう、店員さんはそうとう訝しがってましたが…。とにかく、その当日に買ってすぐ使う必要があったので細かいことはしょうがないです。

で、継げてブラウザ上にて契約終了、そのまま即使えるという簡便さに生まれて初めてクレジットカードのありがたさを実感しました。使用感としては、名前解決の遅さがちょっと気になったので試しにキャッシュングのみのDNSサーバを自前で動かしてみたら体感で速度向上がわかりました。あの引っかかりはネットワーク・回線の問題じゃなくて、単純にWiMAXのDNSの問題だったとは少々驚きです。速度的には2Mbpsくらいでブロードバンドに慣れてしまった身には不満かもしれませんが、なにか理由があればWiMAXは代替策として十分魅力的だと思います。

というワケで、自分的にWiMAXの話題で盛り上がってる最中ではあるのですが、長年の懸案だった実家サーバ計画がほぼ完了しております。現在、それについてのレポートを作成中です。ただ、このレポートには別なオマケが付随しておりまして、そっちも完成しないとかっこうがつかない形になっていて、できるだけ早く仕上げたいとは思っているのですが、更新間隔が二年も空いてしまったことを思うと時期を明言できないところが痛し痒しです。まぁ、誰か待っている人がいるわけじゃなし、気楽にやりますか。


2009年 10月7日 水曜日 ここはどこ?わたしはだーれ?

なんてこったい、前回の更新から半年以上たってしまいました。予定では、実家にサーバを起てるメドがたったので、それが完了してからまとめ的な意味もかねて更新しようかと思っていたのですが、いつの間にか、ダラダラ、時が経ってしまいました。まだ、実家サーバ計画は未完なのですが、このページもあまり放っておくわけにもいかないのでとりあえず更新します。

しかし、半年となると我がパソコン環境にもいろいろありました。長くなるので手短かにすると、前メイン環境のDELL OPTIPLEX G1は、低スペック実験ビデオサーバのDELL OPTIPLEX Gaの引退にともない順送りでその状態のままビデオサーバへと移行し、新メイン環境は3月に手に入れたHITACHI FLORA 270EXになってしまいました。折りしも、Vine 5.0のが出たので新しいメイン環境のみVine 5.0になっています。ビデオサーバは、もはや後一年程度の寿命なのでこのままVine 4.2で最後まで行く予定。

さて、Vine 5.0の使用感ですが、技術的なことはそれにふさわしい方々のリポートなりなんなりを御参考いただくとして、ワタクシは少し斜めから攻めたいと思います。というわけで、私がVine 5.0になって一番驚いたのは、かな漢字変換です。以前からその傾向にあったのですが、Vineの辞書は、固有名詞というか人名をフォローしすぎだと思います。いくらスペックに余裕があるとはいえ、こういう余計なお世話はプログラマーの悪癖です。人名は、数が多いだけでなく、使用者によって使用頻度がまったく違うのでそれなりの有名人でないかぎり辞書に載せて共有すべき語彙ではないはずで、各使用者が個別に学習させたり、辞書登録したりするのが合理的と考えます。一発変換のフルネームはまだしも、変換候補に使用頻度の低い無数の同音異字名が並ぶのは使いにくいです。

で、なにゆえ、そんなことに気づいたかと言うと、一種の難読文字である「くわしまほうこ」が「桑島法子」で一発変換したことです。井ノ上奈々や中山さらまでフォローしてあり、やっと、竹達彩菜(たけたつあやな…けいおん!の中野梓、って「なかのあずさ」は一発変換なのか…)が一発変換の限界でした。まぁ、一般的知名度がない声優でも桑島法子ぐらいなら辞書に載っててもいいとは思いますが、話題性のゲタをはいて藤田咲ぐらいが限界、真堂圭とか斉藤桃子は声優としてまったくの無名ではないにしろ、わざわざ辞書に載せるのは資源のムダだと思います。もっとも、格付けして取捨選択するのはコストがかかるので総当たりというのは戦略として理解はできるのですが…。

そんなこんなで、声優なんてマイナーなものではないものでは限界はどれぐらいなんでしょうか?わかりやすいところで部屋にあるマンガで探ってみました。おそらく、週刊誌系は洩れがないと思われるので多少ひねったもので試してみると、まずは有名所、岡崎京子は余裕、相田裕も順当なのか。私屋カヲルも、まぁ、大丈夫なんだろうな。ばらスィーは、これ人名で入ってるのか?そして、あざみのけいじは無理でした。ついでにさかもとたくまも無理でした。


2009年 3月14日 土曜日 ♪春はおわかれのー、季節でっす

というわけで、今年度もおしまいです。今年度最後の秋葉原通信は、久々に本物のジャンクにトライ。HITACHI FLORA 270EX NH6 ツクモ800円(税込み、以下同じ)、このノートパソコンは、恐いことに機体の素性を認識できるようなものが全てはがされていて、起動させて調べるまでは何もわからない状態でしたが、LCDの広さ(14.1inch)と外側の汚れの割りに内側(キーボード)がきれいだったことから何か気に入ってしまいました。

で、ジャンクノートの常として、付属品の問題が立ち上がり、これを買う前にACアダプタを買ってから買うことになります。はたして動くかもわからないジャンクノートに先行投資せざるをえないというギャンブル!おまけに大丈夫かと思われたACアダプタですが、コネクタの外径はともかく内径が微妙に合っておらず、しかたなく適当なコネクタにつなぎ変える手間をとらされてしまいました。最終的に動いたからいいようなものの動かなかったら涙目だったです。久々に痺れました。

このジャンクノートを買った最大の理由は、現サーバーの次世代機、FLORA 3010CTの後継機のつもりでした。これまでは以前に買ったFujitsuのFMV BIBLOを後継機にしようと思っていたのですが、当karing(花の輪)を統括するサーバはやっぱりFLORA・花の女神がふさわしいってことでFLORAにこだわってみたかったんです。しかし、BIOSが起動し、Pentium III 500MHzの文字を見たときには多少の戸惑いが…。これならサーバじゃなくとも普通に使えるな、と一瞬思ったものの、さすがに十年前の機体だと最近のモノは少々重いですね。まぁ、それでも、Pentiumか初期Celeronを想定していた当サーバの次世代機としては十分にオーバースペックで、さて、どーしようかしばらく考えてみます。

そんなこんなで、久々のジャンクにほろ酔い気分のワタクシでしたが、秋葉原のジャンク屋・大漁エレクトロが3/15で閉店するとの貼り紙を発見。大漁エレクトロは、ジャンク屋らしいジャンク屋として老舗の部類で、ワタクシが一番最初にジャンクパソコン(Compaq Prosignia300)を買ったのもこの店でした。とはいえ、とくに感慨みたいなものはないんですけどね。現状、パソコンをはじめ電化製品全般の価格は下がりきっていると言ってよく、もはや、ワタクシのようなジャンク好きでさえ、ジャンクを買うメリットをなかなか見出せなくなっている昨今では、ある意味、必然なのでしょう。流転は世の常、終わりを死とせず、完成としようではありませんか。


2009年 2月7日 土曜日 一億総白痴化計画終了?

毎年度、なにか一つはページを更新することがお約束になっているこのサイト、さて、今年度はどうしようか、古くなったWineのページをゲーム関係で刷新するのもいいか、とかいろいろ考えていたのですが、結論は、アナログ波停波も近づいて来たということで、もうしばらくすると使えなくなってしまうキャプチャカードネタをすべりこませることにしました。

HMVC-5100.26.patch for saa7134-0.2.11 on Linux

HMVC-5100は、素のsaa7134ドライバでもELSA EX-VISION300TVとして動作することはするんですが、自動認識しないため挙動が不安定だったり、テレビのフロントエンドを落としても音声が流れ続けたりするのが気になったのでpatchを書いてみました。このpatchはkernel 2.4の頃からあったんですが、たいしたpatchじゃないし、HMVC-5100はHITACHのOEMで、HMVC-5100そのものはおそらく正規のルートでは入手できない希少品だし、誰の役にも立たんだろうと長い間放置してありました。とはいえ、誰の役にも立たないことを大仰にやって見せるのがウチのサイトのいいところ、ってことでアナログ波停波を目前に最後のチャンスに賭けてみました。

しかし、ホントに停波されるんでしょうか?個人的には、B-CASなんてメンドクサそうな物がなければ見れないテレビならもう見なくていいんですが、現在の地上波テレビがB-CASなんてモノを導入したければ、現在のCMに依存するビジネスモデルから明確にコンテンツ産業へと変わるべきだと思います。どちらのおいしいところも盗ろうとすると、二兎追う者は一兎をも得ず、になりますよ。

なんにせよ、地上波がデジタルに完全移行してもLinuxで使えるワンセグもあるらしいし、今後、Linux的お遊びはそっちの方でやろうかなと考えております。ただ、停波後もケーブル経由ではDA変換したアナログ波がしばらく配信されるそうなのでウチの環境ではまだしばらくはこのままでいけるのかな。

そういえば、キャプチャカードのpatchで思い出しましたが、以前、私が書いたPK-UG-X024のbttv用patchはkernel 2.4用で、世間様がkernelを2.6にアップデートしていく中、それに合わせてアップデートできなくて申し訳ないとずっと思っておりました。なにせ、ウチのPK-UG-X024は壊れてしまってもはや手元になく、どうしようもなかったんです。そんな折り、私がやるべきだったお仕事(kernel 2.6への対応)をかわりにやってくれた人がいらっしゃいました!Kalanchoe Pinnataさんが下記のページで御紹介してくれています。ありがとうございました。これで枕を高くして寝ることができます。

http://kalanchoepinnata.hp.infoseek.co.jp/vl4x.html



2009年 1月10日 土曜日 明けましておめでとうございます

忙しい、ネタがない、とこのページを放置していたらあっという間に半年、年が明けてしまいました。とにもかくにも、明けましておめでとうございます。今年もダラダラ行きたいと思いますが、この486機をどうするかそろそろ悩み始めた今日この頃です。現状のADSL8Mbps(実測3.2Mbps程度)なら当サーバである486機ルータでもそうそうマシンスペックがボトルネックにはならないんですが、光とかの導入を考えるとどう考えても486機のマシンスペックでは追いつきません。うーん、新技術の導入は悩みどころです。

で、今年度も何か一記事書いておかないと、と思っているのですが、なかなか適当なモノがないですね。最近の個人的Linuxネタとしては、Wineでbonanza(将棋ソフト)を遊んでることなんですが、かつてはなにかとノウハウが必要だったWineのインストールもあの堅物Vineでさえaptで簡単導入できてしまう時代では個人が知ったかぶりで駄文を書く価値も下がってしまったんだなと嬉しいやら寂しいやら…。

しかし、さすがに噂に轟くbonanzaだけあって無茶苦茶強いですね。私はおおむね初段くらいなんですが、まともにやったら十回に一回も勝てません。待ったをかけても簡単には勝てません。学生の頃、ゲーセンでやった将棋ゲームの弱さが記憶に残っていたのでなおさら衝撃でした。技術というものの進歩を実感体感した瞬間でした。


2008年 7月12日 日曜日 ドメイン更新終了

少々、時間が経ってしまいましたが、6月中旬に当ドメインを更新しました。結局、レジストラの変更はせず、だらだらとmy-domain.jpです。まぁ、今のところ運用に差し迫った不具合とかはないのでこの問題に関してはボチボチ考えていきたいと思います。

さて、最近の秋葉原通信です。最近は、なんと無線LANに挑戦だ!こんな狭い部屋で無線LANなんて不要もいいところなのですが、じゃんぱらでアクセスポイントが1,480円で売っていたのでつい買ってしまいました。たまには世の中の流行に目を向けてみるのも一興でしょう。で、アクセスポイント一個だけあってもしょうがないので無線LANアダプターも一つ買ってみました。アクセスポイント corega WRAP-54GT じゃんぱら2号店1,480円(税込み、以下同じ)、無線LANアダプター BUFFALO WLI-USB-L11B OAステーションAKIBA館 1,000円。

USBの無線LANアダプターなんてLinuxで使えんのか?とかなり心配だったのですが、カーネル付属ではないものの、orinoco_usbにて動作可能でした。しかし、狭い部屋で実験しただけなので無線LANのメリットみたいなものを感じられないのがたいへん残念です。


2008年 5月11日 日曜日 やっと新年度です

当サーバは年度単位が区切りなのですが、新年度が始まってから早一月が経ってしまいました。この管理日誌ももっと早く更新したかったのですが、このサイト上の記事も一年に一つは更新しないと年度は越せない(前回の更新は昨年の3/31 Vine Linux 4.1 on i486 )とこだわっていたため少々遅くなってしまいました。

というわけで今回の更新は、curlftpfsで簡単に言うとftpのsmbmountです、Vine Linux 4.2でcurlftpfsを使ってみる。こんなものは通常、各ディストリビューションのパッケージ管理システムでインストール可能なのですが、私が使っているVine Linux 4.xには採用されていないようで自力インストールすることとなりました。そのtipsと記録を簡単にまとめてみました。

そんなこんなで年度明けの更新が遅れてしまったわけですが、5月も過ぎると当ドメインのレジストラからドメイン更新のお知らせが入ってまいります。しかし、このレジストラ(my-domain.jp)、一昨年の12月の騒動の後、サイトがまったく更新されてないんですよね。事実上、死んでるのか?と疑うぐらいです。

インターネットのサイト運営でもっとも重要なことは内容よりもとにかく更新することだと思っている私にとっては大変印象が悪いです。小心な私は、このなんの見返りもないサイトの更新が遅れただけで重苦しい気分になったというのに商売しているサイトがあれではどうなのよと思います。やっぱり、あの騒動のとき、さっさと乗り換えるべきだったかなぁ…。今年のドメイン更新はどうすべきかいろいろ考えてしまいます。


2008年 2月13日 水曜日 新年、あけましておめでとうございます

今さらですが、明けましておめでとうございます。なんだかんだと忙しくてつい月毎の更新が延び延びになってしまいました。現状、元気にやっております。パソ関連では最近RAIDに目覚めました。てなわけで、秋葉原通信RAID編です。

RAIDカードは、IBM製 ServeRAID 4Lx (otto サーバー店 1,000円税込み、以下同じ)は簡単に手に入ったのですが、問題はHDDです。ServeRAID 4Lxは68PのSCSIなのですが、いまどきそんなHDDなんてまともに売ってません。今日日、36GBで壱万円なんて言われた日にゃ死にたくなります。そんなわけで激安のSCAでお茶を濁す作戦に出るわけですが、これだと18GB 800円 (otto サーバー店) + 80P(SCA)-68P変換コネクタ 890円 (CompuAce) = 1790円で、とりあえずRAIDなのでx2して3580円でOKと思って動かしてみたらHDDを認識しません!

原因はどいつだ?ということでいろいろ大変だったんですが、紙幅の関係上割愛して結論だけ書くと死んでいたのはSCSIケーブルでした。ケーブルって割高感があるのでまともに買う気にはなれない商品の筆頭です。だいたいあんなもので二、三千円なんて、買ったら負けです。そういうわけでRAID計画はちょっと小休止に入ったのですが、例のごとく秋葉原をふらついていると目当てのSCSIケーブルが300円(あのガレージの露店)で売ってるではありませんか。すかさずゲットし、RAID1は成功しました。

こうなると次はRAID5です。で、18GB800円はクリアしたのですから、次はもうワンランクレベルを上げないとジャンク遊びとしておもしろみに欠けます。てなわけで、RAID5のために追加す るHDDは18GB400円(パレットタウン)でどうだ!四個買ってみたところ、死んでいたのは一個だけでした。でも、一個はIBMのトレイに特殊ネジで固定されていて単純には取り出せないので、IBMサーバでないとまともに使えず、結局、使えたのは実質二個かな。

とにもかくにも、ServeRAIDでRAID5が動きましたよ。でも、ハードウェアRAIDというか、一昔二昔のジャンクなカードでRAIDを組むより、最新の環境でLinuxのソフトウェアRAID組んだ方が性能も良いし、なにかと便利なんじゃないか?というのがちょっとした本音です。


2007年 11月30日 金曜日 新生 Yahoo! BB

先日、使っているADSL、Yahoo! BBからモデムを新しいのに変更しろ、とお手紙が来ました。しょうがないので変更しました。新しいADSLモデムにはNAT機能とかもあり、便利そうではあるんですが、新機能を使用すると外側からホストが見えなくなってしまう、つまりサーバを公開できなくなってしまうので、今までと何も変わらないブリッジモードで動かすしかないようです。うーん、なんか色々もったいないですね。


2007年 10月14日 日曜日 祝日問題解決す

ちょうど一年ほど前、祝日を算出するなんてことはバカバカしいことだから公的機関がネット経由の問い合わせに返答するNTPのような仕組みをつくるべきだ、と総務省にメールを出しところ予想以上にトンチンカンな返答が返ってきたと書いたことがあったのですが(2006年9月30日)、なんと総務省ではないところで私の意図した物を最近実現したところを発見しました。

http://refits.cgk.affrc.go.jp/tsrv/jp/calendar.html

よくやった、go.jpと思ったら、農業関係の人が片手間にやってるっぽいですね。ちゃんと予算とかはついてるんでしょうか?って独立行政法人だから予算は関係ないのか。だったら、なおさら関係ないことをやってて大丈夫なんでしょうか?お役人の世界はわかりません。

で、この問題に関しては個人的にはすでに解決済みで、googleさまが以下のような感じで解決してくれました。

http://www.google.com/calendar/feeds/japanese@holiday.calendar.google.com/public/full? start-min=$p_nt_Ymd&start-max=$p_1y_Ymd、

これの返信から祝日情報を取り出して使うのがけっこう便利です。なにせ天下のgoogleさまなので信頼性ではgo.jpでもなかなか勝てないでしょう。いや、もちろん、go.jpにもがんばってほしいし、応援していますが、go.jpでももう少しドメイン名が短くなってからでないと、世の中、いろいろな都合というものがありましてですね、とにかくがんばれ。


2007年 8月31日 金曜日 夏の初体験

今年の夏は暑かったですね。最高気温の記録も更新したそうで、それが実感できるほどの暑さでした。そして、夏の暑さはデジタル機器には大敵、当サーバもトラブルに見舞われました。サーバ本体は486マシンの低スペックゆえ、運用五年、例年通り安定稼働していたのですが、バックアップをとろうとしたDVD-RAMがこけました。

本来ならDVD-RAM(Panasonic LF-D200)も夏の暑さ程度ではこけたりしないのですが、上に重ねて置いてあるSCSIディスク(タッパー入り)の発熱に音をあげたようです。涼しいときはこの状態でも大丈夫だったので、まさに夏の暑さが原因だと思われます。とりあえず、DVD-RAMは、一旦、冷ましたら問題なく動作したのでホッとしましたが、熱暴走なんて夏の初体験でした。


2007年 6月28日 木曜日 ドメイン更新完了

例年通り、karing.jpドメインの更新を完了しました。当ドメインのレジストラ、my-domain.jpが昨年の12月に信頼を失墜させるトラブルを起こしたことは記憶に新しく、ここで見切りをつけ新しいレジストラに乗り換えるのも一考だったのですが、まぁ、仕事で使ってるドメインじゃないし、めんどうなのでそのまま更新してしまいました。頼むからこけないでください、my-domain.jp。


2007年 5月 1日 火曜日 新年度というか、GW

うっかり4月の更新を忘れて、もうGWですか。先日、ビデオサーバの電源が火を吹き、当LANはしばらく混乱の坩堝だったため予定が狂ってしまいました。

さて、この電源不良、少々やっかいでした。電源不良なんて電源がいかれるのが普通ですが、いかれたのはマザーの方で、いかれたマザーが電源を破壊するという信じられないパターンでした。まさかそんな事態とは知らず、電源を交換しては首をひねるということを繰り返し、マザー不良に気づくまで電源を三つも破壊してしまうという最悪の結果となりました。

ついでに、マザーの不具合なら電源自体に問題はなく、とんだヒューズを元に戻せば電源は復活するかな?ととんだヒューズの代わりに銅線でつなげてみました。最初に言っておきますがこういうことは絶対にやってはいけません、電気を扱う上での基本中の基本です。で、結果はどうだったかというと、爆音をあげて火を吹きました。あんなモノを見たのは久々です。

しかし、予備の電源が三つもあったことに自分でも驚いたのですが、とにかく、これで予備の電源がなくなってしまいました。しかたがないので買ってこなくちゃいけないのですが、440BX世代の電源はもはやジャンクとしてもほとんど流通してないし、かといって今どきのものはバカにならない値段だし、なかなか悩みは尽きません。いや、値段なんて多寡がしれてるのですが、電源一個の値段で当LAN内のマシンよりハイスペックな中古本体が買える現実を見てしまうと、買うべきなのは電源よりハイスペックな中古本体の方ではないのかと思ってしまい、結局、何もできなくなってしまいます。


2007年 3月31日 土曜日 2006年度終了

なんとか、このサーバのOSアップグレード(Vine Linux 2.6r1 → 4.1)が終了しました。これで安心して新年度を迎えられます。しかし、この486機(HITACHI FLORA 3010CT)にVine 4.1をインストールするのは大変でした。何が大変って、とにかく、情報がないのにはまいりました。もう、さすがに誰もこんなこと考えないんですね。

実のところ、私も別に酔狂でロースペックにこだわっているわけではなくて、このサーバの内蔵SCSIによる拡張性を代替できる適当なノート機がないためこの486機を使い続けているというのが本当のところです。多くのノート機ではPCカードスロットは二つですが、ルータ兼サーバの用途ではPCカードスロットは二枚のNICで埋まってしまい、それ以上のことができなくなってしまいます。しかし、この486機は二つのPCカードスロットのほかにSCSIによる拡張が可能で、私の環境では、それはロースペックを補ってあまりあるアドバンテージなのです。最近の機体ではUSBによる拡張が容易ですが、使いたい周辺機器はSCSIが主なのでこのSCSI内蔵の486機が手放せないのです。今回のOSアップグレードでもSCSIのDVD-RAMが大活躍しました。

というわけで、このOSアップグレードに関する一部始終をまとめてみました(Vine Linux 4.1 on i486)。で、公開のためにいろいろ検証していると不可解なことが…。Vine 3.2から4.xへのアップグレードでは、Vineのホームページに書いてある通りにすれば、dist-upgrade実行中、一時的にライブラリの不整合が顕在化する期間があって、その間、rpmの%postスクリプトから実行されるscrollkeeper-updateがセグメンテーションフォルトする(結果としてgnome-desktopが正常にアンインストールされず重複する)ようなのですが、同様の事例を指摘している先人の情報を見つけることができません。

みなさん、本当にそれらのエラーに遭遇していないのでしょうか?それとも、気づいていないのでしょうか?または、気づいているけど取るに足らないエラーとして無視しているのでしょうか?Linuxユーザーはパソコン上級者らしいですが、パソコン文化の心理思考がいまだによく理解できない自分には、彼らパソコン上級者が何をどう考えているのか判断がつきません。バグや不具合より、こういうときにこそより大きなストレスを感じる私です。


2007年 3月10日 土曜日 電池が切れたよ

先日、古いデスクトップの486機(COMPAQ DESKPRO XE4100)を何気に起動してみたら、なんと、BIOSのバッテリーが切れていました。バッテリーが切れているブツを買ったことはありますが、バッテリーが切れたのはパソコンを手にしてから初めてのコトです。さて、ここで悩むわけです、こんなものはもはやゴミですから、はたして手をかけて復活させる価値はあるのか、否か。で、賢明に廃棄しようかと思ったんですが、簡単には交換できそうにない溶接されたボタン電池を見ていたら、とりあえず取り換えてみたくなってしまいました。で、取り換えてみてしまったら、なんとなく使わなきゃいけないような気がしてきてしまいました。

とはいえ、こんな486機の使い道と言えば、当初の目的通り、486機であるメインサーバの実験環境しか残っていません。てなわけで、メインサーバのOSでもアップデートしてみましょうか、ということになりました。おりしも、Vine Linux 4.1が出たばかりですし、サポートがとうに終了したVine 2.6をいまだに使っているメインサーバにもちょうどいいタイミングでした。

実際問題、Vine 4.1を486機にインストールするのは非常に大変なのですが、この実験環境のおかげでメインサーバに手をつけることなく環境を整備できました。動かしてみればなかなか調子は良いです。CGIの実行速度が倍以上になっていたのには驚きました。

そんなこんなで環境(HDD)は整ったのですが、実機で調整しなくてはいけないことも残っているし、メインサーバはそうそう止められないので、簡単には移行できないのですが、近々、頃合を見計らってHDDを交換したいと思います。そんなわけで、いつ断続的に停止するかわからないkaring.jpはただいまメンテナンスモードです。


2007年 2月28日 水曜日 問題は箱物行政

今月の秋葉原行脚の収穫は、UATAケーブル 100円x2大漁エレクトロ、だけでたいしたものはなかったんですが、スーパーマルチのDVDが新品で3,980円で売っていて驚いてしまいました。現在、メインマシンにはDVDがついてないので買ってもいいかなとかなり迷ったんですが、あっても実際には使わなかったりするのでなんとか踏み止まりました。買っても失敗ではなかったと思いますが、まぁ、買わなくて正解だったよな、というのが現在の心境です。

で、今回の目的は、PCケースの下見でした。最近、低スペック自慢もそろそろ飽きてきたので、Pentinum IIのビデオサーバは現役引退させようかなと思い始めました。とはいえ後継機も、手元にあるゴミで組み直すつもりなので、結局、足りないのはケースだけです。これまでちゃんとしたPCケースを一度も買ったことがなかったので一台くらいいいかなと思っているわけですが、なかなか難しいですね。

これまで自作の真似事はメーカー製のATXっぽいケースの中身を抜いて使ってました。この場合、安かったから、ジャンクだから、ということでケース・外観というセンシティブな問題でも、その思想美学を問われることは少なかったのですが、完全に自己の選択に任せられる状態になると無責任体質のワタクシにはその選択の責任というものがけっこう重いです。

ですので、今回も最初は500円くらいのゴミ本体を拾って来て流用したかったのですが、さすがに最近はそういう物がないんですよね。最近のゴミ本体はすでに小型化が進んだ世代で、メーカー独自規格が主流のためATXな流用が効きません。しかたなく、ケース売り場を彷徨ってみたわけですが、PCケースってでかいよなぁ。それにPCケースのデザインって機能美がないというか、デザインに意味不明な主張がありすぎるものが多くて、どうもしっくりきません。何分、場所を取るものなので、しばらく悩みそうです。

もっとも、予定のゴミ集積マシンは所詮P!!!機だし、最近の中古事情を考えれば、PCケースより安い値段で、よりハイスペックなマシン本体が買えてしまったりするんですけどね。でも、これまでたまったゴミをこのまま眠らせるのは何かとしのびないので敢えて茨の道を進むが漢!と言いたいところなのですが、むしろ諦めがつけられないのは女々しいのでしょうか…。


2007年 1月27日 土曜日 明けましておめでとうございます

いまさらですが、明けましておめでとうございます。新春秋葉原行脚に行ってまいりました。今回の収穫、HDD 40GB 1,200円(税込み、以下同じ) パレットタウン、PROMISE Ultra133 TX2 500円 セカンド、Pentinum!!! 1GHz 800円 ICON、です。ottoでかつて2,480円で買ったDVD-RAM Panasonic LF-D200が1,280円で売っていたのがちょっとショックでした。まぁ、こういうものは時間を買うものなのでそういう値下がりに一喜一憂するのは間違いなんですけどね。

さて、とにかく、動作検証です。HDD 40GB 1,200円は微妙にやばい値段で、40GBなら保証つきでも2,000円で買えたりするので、もはや冒険する意味がないところとも言えます。でも、なんか、いままで買ったGBあたりの最安値に挑みたかったんですよねぇ。これまでは80GB 4,000円で50円/GBが最安値だったので30円/GBに挑戦したというわけです。で、なんとか大丈夫だったようです。しかし、ついに1TBのHDDが出るそうで、その値段が$399らしいですね。とすると$0.4/GB≒45円/GBくらいですか?げぇー、ジャンクとあまり変わりないじゃん…。

次は、PROMISE Ultra133TX2。こいつは見事にはずれました。BIOSは動くのですが、つないだHDDをまったく認識してくれません。箱の中に大量にあったので、大量に同じ物がある物ははずれない、という経験則からつい油断していました。よくよく見ると、このカード、バッテンが書いてあるよ…。つまり、動作不良確認済み、ってことです。こんなものを買ってくるとはなんて注意力がないんだ、junk者として恥ずかしいです。こんな物もじゃんぱらあたりにいけば1,000円以下で買えるんだから、もはや冒険する意味がないのに、まったく、リスク管理がなってない自分に腹が立ちます。

そして、最後は、Pentium!!! 1GHzです。GHzで800円は安いな、ということで買ってみました。値段的には危ないのですが、いっしょに売られている物もそれなりの数があり、状態が均質だったので不安はなかったです。大雑把に言うと壊れ方は無限にあるので、壊れている物の状態は均質になりにくいものです。でも、このPentium!!!、今、実働している機体にはのらないんだよなぁ。うーん、新しいケースを買うのか…難問です。

てなわけで今年も始まりました。今年の目標は、と威勢のいいことの一つも言いたいところですが、このサーバのSCSI計画もめでたく終了してしまったし、とくにないかな。しいて言うなら、一に健康、二に健康ですかね。やはり、無事是名馬が座右の銘です。


2006年 12月25日 月曜日 SCSI拡張計画終了

今年の秋葉原納めに行ってきました。今回の収穫は、ACアダプター5V+12V 200円(税込み、以下同じ) TSUKUMO、Fujitsu 2.5inch HDD 3.2GB 640円 PC-NET、CD-R メディアx10 200円 ソフマップ、Panasonic DVD-RAM LF-D200 2,480円 otto、です。このACアダプターは以前にも買っていて、いろんなものを外付けで動かすのに丁度良いのでもう一個補充してみました。2.5inchのHDDはメインサーバの保守用です。メインサーバの保守用にはもっと信頼性のあるものを使いたい気もするのですが、もはや、これぐらいの時代のものは信頼性なんてどれも似たようなものなのでしかたないです。

そして、二度目のLF-D200!前回は失敗の憂き目に沈んだワタクシでしたが再度挑戦です。いまどきSCSIのDVD-RAMなんてそうそう売ってないので同型機種になるのもむべなるかな。で、ドキドキの動作検証、なにせ同じ物を二回買うというjunk者としての屈辱を味あわせられているので失敗は許されないところです…が、やっぱり、書き込めません…。前回とまったく同じ症状です。

どうも、これはおかしいです。いや、同型機種が同じ壊れ方をするのはありがちなこととはいえ、そうあることではないので、どうやら究極の動作検証が必要と判断するにいたりました。究極の動作検証、久々にWindows上で動作検証です。現在、当LAN内にWindowsマシンは存在しなかったのでこのためにインストールしました。ワタクシもイザというときのためにWindows95だけは持ってるんですよ。

で、その動作検証の結論ですが、LF-D200はデフォルトでは殻付きのDVD-RAMじゃないと書き込みができなかったようです。Panasonicの純正ツールで設定変更してやったら普通に書き込めるようになりました。それはマニュアルとかないと知りようがないですね。非Windowsユーザである私の盲点をつかれたと言えましょう。一台目で気づけば良かったんですが、web上にはLinuxでも簡単に使えるという情報しかなくて壊れていると簡単にあきらめたのが敗因でした。まぁ、二台も買ってしまったのは悔しいですが、いずれ役に立つこともあると信じます。

とにもかくにも、これで当サーバで進められていたSCSI拡張計画が一段落。SCA18GBのHDDに一時保存し、DVD-RAM LF-D200、CD-R CW-7502に書き出すというモデルが完成しました。スキャナも制御下におかれ、システムとして円熟の域です。SCSIはあと三台つなげるので、今なら500円ぐらいで買える640MBのMOとかも気になるのですが、いまさらMOなんていらないですよね。


というわけで今年最後の更新となりました。一年、お世話さまでした。来年もよろしくお願いします。


2006年 12月9日 土曜日 あー、今度はキーボードが…

先月はその寿命からマウスを新調したわけですが、どうやら今月はキーボードのようです。shiftが効かなくなってしまいました。このキーボード(GP5 -R1KB2 FUJITSU)もレア物のお気に入りなのでキー配列の変更でやりくりしてごまかそうかなと、最初、思ったんですが、やっぱり根本的に直せないかなと中を開けていろいろいじってみたらなんと完全に壊してしまいました、ぐげっ。接触が悪いのかとフィルムケーブルの先を紙やすりでちょっと磨いてやったらあんな簡単にパターンがとんでしまうとは…。あれってそんなにデリケートなモノだったのか…。勉強にはなりましたが、高い受業料でした。

結局、今は先日買ったFKB8579を使ってます。でも、このキーボード、AのわきにControlがあるちょーかっこいいUNIXライクなコンパクトキーボードなので、ワタクシのような凡人はあんまり好きじゃないんだよなぁ…。壊してしまったGP5-R1KB2は、FUJITSUのサーバ用フルサイズテンキーレスキーボードで無味乾燥な外観とキータッチが非常に気に入ってたんですが、あー、あのとき予備に二台買っておけば良かったといまさらながら後悔しています。ちなみにこのGP5-R1KB2はUSA FUJITSUの製品なんですが、たぶん、物はフルサイズテンキーレスキーボードの定番FKB8740のus配列版と同じ物だと思われます。

そんなこんなで、秋葉原に行ってきました。今回の収穫、SCA HDD Seagate Cheetah 18GB 1,000円(税込み、以下同じ) ottoサーバー店、SCSIケーブル各種 100円〜525円 エスエムシー商会、日米通商、First Point。最近、メインサーバのSCSI環境を整備している最中です。SCSIケーブルは、まともに買うとバカにならない値段ですが裏道を知っていると100円、200円で普通に買えるというjunk者の経験がもっとも活かされる分野の一つです。この事実上の二重価格は、ケーブルという必要だけど一回買えばおしまいという周辺機器の特性が資本主義の価格動向に直接反映したもので、いろいろと興味深いです。

さて、今回の本題です。なーんとテンキーレスキーボードヲタのボクにとって幻だったNECのUSBテンキーレスキーボードをついに発見!CMQ-5C01F 105円 First Point!あんまり安いので動作が不安だったものの大丈夫でした。NECのキーボード特有の黄ばみ方が少々年季を感じさせますが、完全分解してきれいにお掃除してあげればそれもちょっとした貫禄に見えます。で、使ってみたところ、キータッチは無味乾燥なGP5-R1KB2とは違いメリハリがあるというか、押下時の反発感が明確です。そして、意外に日本語配列が打ちにくかったです。本来、ボクはControlがAのわきにあるキーボードが好きじゃないのと同じ理由で英語配列のキーボードも好きではなかったんですが、さすがにここ何年も使っていたので身体に馴染んでしまっていたようです。というわけで、しばらくはFKB8579を使い続けることになりそうです。あー、GP5-R1KB2、もう一度どっかに落ちてないかなぁ。


2006年 11月19日 日曜日 ♪まうす つー まうす by モモーイ

てなわけで秋葉原回遊記。いつもはとくに目的もなく散策するのが乙女のたしなみなのですが、今回は珍しく目的があります。DVD-Rが切れてしまったのでその補充とマウスが不安定になってしまったので新調するのが目的です。

今まで使っていたマウスはデザインがシンプルな角型でかつわずかにアシンメトリなボタン配置がセンス良くとても気に入っていたのですが、いろいろとガタが来ているのでついにあきらめることにしました。同じマウスが買えるなら喜んで同じものを買うのですが、SejinのSMB-400というmade in Koreaは秋葉原でもかなりレア物で正規品は皆無、予備が欲しいとずっと探してきたのにジャンクでもこれ一個しか見たことがないという代物です。

しかし、思い起こせば、このマウスを使うのには苦労したよなぁ…。このマウス、made in Koreaらしい出来の悪さで、マウス本体からコードを引き出しているところの折り返しがいい加減でしばらく使っているとその部分が痛んで導線が切れてしまうんですよねぇ。一年に一回くらいダメになったその部分を削除してつなぎ直していました。そんな手間をかけるほど気に入っていました。

とにもかくにも、新しいマウスを買わんと秋葉原へ出向いたわけですが、最近のマウスはどーしてもデザインが気に入らないので使う気がしません。マウスなんてものは、所詮、道具なんだから道具のような形をしていればいいのに最近のマウスはなんで孔雀が羽を広げるようにあー自己主張するんでしょうか?他人にパソコンを薦めるときは本体はジャンクでみつくろってもマウスとキーボードは新品を買うように薦めるワタクシですが、結局、自分はいつものジャンクあさりです。

で、五個ほど買ってみました。100円x2、50円x2、300円x1です。しかし、なんとこのうち完動したのは二個だけ…、おい、ちょっと待て!ジャンクマウスってこんなにハズレ率が大きかったっけ?予想外のハズレ率です。これぐらいの価格帯だと値段によって安全性が変わったりはしないんですが、袋詰めされた300円のヤツが動かなかったのはショックでした。もっとも、以前のマウスを越えるようなマイハートをくすぐるものを見つけられなかったことの方が本質的にショックなんですけどね。

なんにせよ、残った二つのどちらかをメインに採用せねばならないわけですが、以前のマウスを越える物を見つけられなかった以上、普通に選んだんでは過去に対する敗北感を背負い続けなくてはならなくなってしまいます。それはいやなので、ここは一つ、本当に気に入るマウスが再度見つかるまではシャレでごまかすことにしました。というわけで、今回、メインに採用したマウスは、バザールでござーるのロゴも鮮やかにおさるさんがプリントされたNEC(製造はMITSUMI)のマウスです。


2006年 9月30日 土曜日 祝日って…

結局、まだ今月も秋葉原に行ってないので今月は別ネタでの更新です。てなわけで、先日、総務省に御意見メールみたいのを書いてみたときのお話です。そのメールの主旨は、

『祝日の変更は予測不能なため個別のアプリケーションで効率的に対応するのは困難である。ゆえに祝日を参照できるデータベースを公的機関が維持し、祝日を必要とするアプリケーションはそのデータベースを参照するようにすればいかがだろう。データベースと言っても、祝日のデータは極めて単純でテキストのフォーマットを簡単に規定するだけでも十分であり、これにより祝日の変更があった場合のアプリケーション更新作業は現在よりはるかに少ない労力で済むだろう。また、国際的にその仕様を統一すればその有用性は格段に高まると思われる。』

のようなものでした。もちろん、お役人様になど何も期待していないので、木で鼻をくくったような「適宜検討する」が返ってくるものと予想していたのですが、微妙に違いました。まず、最初に驚いたのが、返答がなんと添付ファイルだったことです。それも、MS officeのdoc形式とは…。ボクは事実上Windowsを使ってないので、読むのに難儀しましたです。初めてOOoなんてものをインストールしましたよ。

で、その返答の内容ですが、祝日で変更があるのは、春分の日と秋分の日だけであり、それは国立天文台のサイトに掲載されているのでそれを見てくれ、という私の提案をまったく理解していないものでした。祝日は法律によって予測不能に変更されるものであり、その更新作業の労力を軽減したいというのが私のメールの意図だったわけですが、お役人という法の専門家が法律による変更にまったく無頓着なのが不思議でしょうがないです。

また、春分の日と秋分の日に関しても、国立天文台のサイトを見てくれ、とはあきれるばかりです。ボクが祝日のデータベース化を提案したのは人的リソースによる対応を回避し、効率の向上を求めたからですが、それをわざわざ、国立天文台のサイトを見て、つまり人的リソースを割いて対応しろとは禅問答でもしているつもりなのでしょうか?

最近、祝日は、定日ではない何月の第何日曜日みたいなものも増えました。こういう祝日を算出する祝日算出ルーチンは難しいものではありませんが、祝日は出現に規則性がなく、本質的に算出するのには適していない値です。その値は自己算出するより公認された値を参照するべきだと思います。日付を必要とするアプリケーションが公認された値を参照するようになれば、祝日という不規則な値に対する対応も人の手を煩わせることがなくなるでしょう。これは少なくない社会効率の向上をもたらしてくれるはずです。それは、ちょっとした仕様の作成と平均的webページの一ページを維持するにも満たない労力で実現可能だと思われ、コストパフォーマンスに優れた効率化だと思います。仕様の作成やデータベースの維持管理などは、お役人の得意分野に思えるんですがねぇ…。


2006年 8月 2日 水曜日 げぇー、四ヶ月ぶりくらい…

一ヶ月に一度は秋葉原に行こう、と目標をたてたはずが、ほぼ四ヶ月も間が開いてしまいました。生存確認が目的のこのページも更新が滞り、安否の心配をした方も出てしまったようで申し訳なく思っております。とにかく、久々に秋葉原、行ってきましたよ。さすがに四ヶ月となると街並みが微妙に変わっており、あそこはKFCになってるし、そこかしこにメイド物が花盛りでした。

さて、今回のお買物は、USBマルチカードリーダー 400円(税込み 以下同じ) MAXUS、junk slim CD-ROM 100円 エンター、です。USBカードリーダーは持ってなかったので買ってみました。未使用品でも400円と比較的安価なのは、USB 1.1のみの対応だからです。カードリーダーなんて1.1で十分でしょう。これでCFのためにいちいちノートパソコンを起動しなくて済みます。

junk slim CD-ROMは動きそうにない、と言うか、トレイが開かねーぞ、オイ…。まぁ、CD-ROMが欲しかったわけではなく、このCD-ROMについていたコネクタケーブルが欲しかっただけなので全然かまいませんが、でも、そんなコネクタケーブル自体いつ使うかわからないので結局無駄っちゃ無駄なんですけどね。

で、世のjunk事情としては、Pentium !!!が完全にjunk入りしてました。感慨深いです。あとは、HDDの値崩れがあいかわらずでした。80GBが4,000円ぐらいというのは世も末な感じがします。映像でも扱わない限り昨今のHDDの大容量化は無意味だと思うのですが、容量でしか商品価値を差別化できない市場を作ってしまったのは業界の未熟さの表れでしょう。そこらへん、技術的にも営業的にもなかなか難しい問題なのは理解できるのですが、イメージ戦略が緻密な日本の家電メーカーが業界を主導していたならば、また違った展開があったのではないかと思われます。


2006年 4月 8日 土曜日 50日ぶりくらい…

一ヶ月に一度は秋葉原に行こう、と目標をたてたそばから、50日ほど経ってしまいました、うーん。で、今回の収穫。キャプチャカードx2、GV-BCTV4、UNKNOWN Fusion878A NEC、ともに500円 電子工房の店壱号店、Slot1ゲタ MS6905 500円 re-born.COM、DVD-RAM LF-D200 2,000円 PC-NET(金額は税込み)。

キャプチャカードは、電子工房の店壱号店で500円均一で大量に売られていたので買ってみました。キャプチャカードのこういう出方は珍しいです。物々しいSONYのハードウァアキャプチャカードとかもあったんですが、Linuxで使えなきゃ意味がないのでスルー、ありがちなFusion878Aのカードを二枚拾うことにしました。アナログ放送はあと五年だし、これでもうキャプチャカードはいらないですね。

Slot1のゲタは、手持ちのゲタが使えないM/B(P2XBL)があるのでそれ用に買ってみました。さすがに最近ではゲタなんて見かけることも少ないし、探していたので即断です。まぁ、たかが500円で即断もなにもないです。で、無事に起動したようです。いまさらこんな440BXマザーを生かす意味はないと言えばないのですが、WOLがまともに動く440BXマザーは手持ちにこれしかあまってないので、とにかく440BXのお約束が通用するようになって嬉しいです。

そして、今回の目玉、LF-D200は我がメインサーバのSCSI計画実行のために買ってみました。あー、しかし、LF-D200は見事玉砕!エラーを吐いてDVD-RAMとしてちゃんと認識されません。まぁ、junkなのでしょうがないですが、動かないという予測をまったくしていなかった自分に反省。最近、ハズレをひいたことがなかったので図にのってましたね。小細工、検証にかなりの手間暇をとられてしまったことを考えると3,980円の保証付きLF-D200を買っておくんだったか…、いや、以前買うかどうか悩んで結局買わなかったottoのLF-D200を買うべきだったか…。このottoのヤツ、2,000円で同じ値段で悔しい、と言うか、この時の記憶があったから今回手が出ちゃったんだよなぁ。まさにジャンクのミゾオチに入りましたです。

なにはともあれ、五月はちゃんと秋葉原に行こう。


2006年 2月17日 金曜日 100日ぶりくらい…

先日の水曜日、久しぶりに秋葉原に行ってきました。11月の頭に行って以来なので、まる三ヶ月ぶりくらいです。行かないと行かないですむもんなんだなぁ、と我ながら驚いています。いつもの巡回コースをめぐってみるとなくなってるお店が二軒あり、三ヶ月の時の長さを実感したしだいです。

さて、今回の収穫。SDRAM 128MB 300円(otto サーバー専門店)、Pentium !!! 700MHz SECC2 500円(パレットタウン)、キャプチャカード HMVC-5100 1,000円(じゃんぱら本店)、キーボード FKB8579-USB 1980円(otto 7号店)、以上すべて税込み。メモリはなんとなく、Pentium!!!はSECC2のヤツは持ってなかったので手頃な値段だし買ってみました。

キャプチャカードのHMVC-5100は、saa7130でLinuxでもいけるかな?と試し買い。結果は、saa7134.oのcard=14 (ELSA EX-VISION 300TV)で使えました。HMVC-5100は日立の製品なのですが、大々的に市販されたわけではなくOEMが主流の製品だったようで、ELSAはそのHMVCシリーズを使ってたってことっぽいです(HMVC-5100は、ELSA EX-VISION 350TVらしい、350TVにHMVC-5100と書いてあるシールが貼ってあるのを視認しました)。HMVC-5100はSmartVisionにも使われていたという情報もありますが、手元のHMVC-5100はVendor IDが日立になっているので、NECのパソコンからの抜き取りでもELSA EX-VISION 350TVでもないと思われます。

で、キーボードは、キーボードごときに1,980円はちょっと高いかなぁ、と躊躇したのですが、こういうちょっと変わったコンパクトキーボードは買えるときに買っておかないと手に入らなくなってしまうので買ってしまいました。USBのキーボードは一個も持ってなかったし、まぁ、いい機会だったと思います。これでテンキーレスのキーボードは、SpaceSaver、FKB8740、FKB8579と有名どころをおさえ、りっぱなキーボードオタになったと言えましょうか。HHKとかには見向きもしないのがjunk者の気概です。ちなみにFKB8579は富士通製ではありますが、富士通の商品ではなく、ぷらっとほーむ独自企画による商品です。

しかし、秋葉原なんて行く気があればすぐ行けるはずなんですが、三ヶ月も秋葉原に行ってなかったってのはいろいろ考えさせられました。でも、とりあえず、まだ卒業するつもりはないので少なくとも一ヶ月に一度くらいは行きたいものです。


2006年 1月 2日 月曜日 あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。もう、2006年ですか。このサーバも動き出してから三年も経っちゃうんですね。ノートの486マシンがよく壊れないものです。この486ノート、SCSIがついてるので今年の目標はDVDをつなげてみたいと思っています。最近では、SCSIのDVDなんてゴミに近い状態なので、うまくジャンクで拾えるんじゃないのか、と期待しています。とにかく、この486ノートを徹底的に使い潰すのが今年の目標です。

このサーバを運用し始めたときは、この486ノートが壊れるまで使い続けると誓ったわけなのですが、最近はやっぱり5年使えば換えてもいいかなぁ、と考え始めました。今年でハード的にやれるだけのことをやり、その後、一年それで運用すればちょうどいい感じかと思います。もっとも、現状この486ノートで何か問題があるわけではないので、実際、新しいサーバにするかはその時になってみないとわからないのですが、「この486ノートが壊れるまで使い続ける」という縛りは解除しようかなと思い始めた2006年元旦なのでした。


2005年 11月18日 金曜日 検索って…

先日、liloの起動画像変更法について書かれた日本語のページが見当たらなかったので、それならと自分が書いてみたのですが、もう、まる二ヶ月経ったのにそのページが検索に引っかかるようになりません。いや、うちのサイトはアクセス数を気にするサイトではないので別に検索に引っかからなくても全然かまわないのですが、逆の立場、検索する側から考えると、検索の精度には、一言、言いたくなります。

もっとも、書かれている内容を検索エンジンが理解することなどは現状不可能なので多くを求めるつもりもないのですが、ロボットが古いページを何度も何度も持っていき、新しいページには見向きもしない様を見ていると検索というシステムの不可解さに苛立つときがあります。いったい、古いページを何度も繰り返し持っていくことにどんな意味があるのか私にはさっぱりわかりません。

不可解ついでに、検索エンジンの情報操作について考えてみるとかなり恐いです。検索エンジンは、情報を直接発信しているわけではないので、情報の確度、真偽に責任を負う必要がなく、また、情報操作していることに気づかれにくいのですが、にもかかわらず、都合の悪い情報を事実上抹殺することも可能な力を持っています。とくに責任の所在を曖昧なまま情報操作が可能というのはIT時代に生じた新しい問題で、情報操作になんらかの情報発信をともなわなければならなかった旧来の情報操作とは大きく異なります。検索エンジンの公正、公平性をどうやって保証すればいいかは、放置できない問題に思われます。


GIGABYTE K8VT800Mが、Scanning BIOS Image from Hard Drive...とか言ってBIOSが起ち上がらない不具合は単純にBIOSをアップデートしたらなおりました。


2005年 9月30日 金曜日 ♪あすろんなら毛糸洗いに自信が持てます

「あすろんなら毛糸洗いに」をYahoo!で検索してみたら36件ひっかかりました。多いのか少ないのかよくわかりませんが、とにもかくにも、我が家にathlon 64 3200+がやってきました。えー、もちろんjunk者のワタクシがathlon 64など買うわけがありません。頂き物です。MB(GIGABYTE K8VT800M)からメモリ、電源まで一揃えいただいてしまいました。先輩、ありがとうございました。

実のところ、基本的にいわゆる自作というものをやらない私は、厳格なATXフォームのケースを持っておらず、普段実験用に使っているケースは、Dell DimensionのATXっぽいケースなのですが、このMB(GIGABYTE K8VT800M)はサウンドのコネクタがひっかかりやがります。しょうがないので、金鋸で穴を広げました。で、一難去ってまた一難、最近のAGPって、昔のヤツは使えないんですね。知りませんでした。しょうがないのでVideo cardはとりあえずPCIのヤツで動かしています。そのうち買います。

さて、熱暴走するとは聞いていましたが、こちらではまだ熱暴走には遭遇してません。ただ、ある程度使ってから再起動すると、かなりの頻度で、Scanning BIOS Image from Hard Drive...とか言ってBIOSが起ち上がる前に固まってしまうんですが、構成が悪いんでしょうか。とりあえず、しばらくほっておくと直るようなので気にしてません。それ以外はすこぶる快調です。もっとも、video cardがPCI、HDDがUDMA33というヘボさなので、かなり足を引っ張られていると思いますが…。

そんなこともあって、速さはあまり実感できないんですが、エミュレータとか動かすとさすがに速いです。mozillaの起動も速くなりました。とは言え、今までで一番パワーアップを実感できたのは、Pentium 133MHzからPentium II 400MHzに変えたときだったでしょうか。現在のメインマシンP!!! 700MHzとAthlon 64 3200+ 2GHzの差はおよそ三倍で、パワーアップ率は似たようなものなのですが、もはや、そういう感動は味わえない幸せ過ぎる時代になってしまったんだなぁ、と遠い目…。


2005年 8月31日 日曜日 あー、DVD-RAMが…

メインマシンのDVD-Multi、GSA-4082Bが書き込めなくなってしまいました。つまり、壊れたってことですな。ほぼ一年の寿命でした。放っておくわけにもいかないので新調しました。新しいヤツはPanasonic SW-9581-Cです。DVD-RAM 2x,-R 2x,-RW 1x、じゃんぱらで2,980円でした。最初は一万弱の予算をみていたのですが、DVD-RAMと-Rが使える適当な物が見当たらなかったのでとりあえず今回は最安値で手を打ち、ちゃんとしたヤツはまた別の機会にすることとしました。

で、使い心地ですが、信頼のMADE IN JAPANなので問題無し。しかし、DVDって寿命があるらしいとの噂も耳にするのでDVD(とくに書き込み系)は中古で買うメリットは微妙なのかと思ったりもします。あー、でも、GSA-4082Bは中古じゃなかったのに-Rで100枚も焼けなかったのは寿命があるとは言えハズレだったということなんだろうなぁ…。


2005年 7月10日 日曜日 HPの影響力

先日、秋葉原に行ってみたところ、某MAXUSで売っていたMacのPRAM用電池ER3S(300円)がついに売り切れていました。最初、ワンシート30個ぐらいのヤツが4,5枚あったので全部で100個以上はあったと思います。全部売り切れるまで丸二年ちょいですか。なにゆえこんなことを気にしていたかと言うと、当ホームページを訪れる人の検索ワードにおいてER3Sは常に上位であり、売っている店を紹介している手前、その影響力はどれくらいなんだろうとちょっと興味があったわけです。まぁ、実際問題、どの程度の影響力があったかなんて調べようもないのですが、減って行く店頭のER3Sを見ては、オレのHPのおかげだ、などと悦に入っていたものです。もう、それも終了ですね。

ちなみにうちにMacはありません。このwebページを配信しているwebサーバはHITACHI FLORA 3010CTで、この機種は純然たるPC/AT互換機なのですが、なぜかRTCの電池が通常のボタン電池ではなく、ER3Sなのです。個人的にMacの店などには行かないので(MAXUSもPC/ATなお店)、このER3SがMac用の電池としてポピュラーだとはつゆ知らず、探すのには大変苦労しました。まぁ、そういう経緯で、いろいろ感慨深かったのでした。


2005年 5月13日 金曜日 ため息の新キャプチャカード

我がビデオサーバのキャプチャカード、SmartVision PK-UG-X024がついにノイズを吐き、画面が乱れるようになってしまいました。ヒートシンクをつけてみたり、結線の配置をいじってみたりといろいろやってみたのですが、結局、キャプチャカードの寿命と判断せねばならない結果となりました。SmartVisionより古いAD-TVK401が健在なのがどうも納得いきませんが、いずれにせよ、このビデオサーバはガチで実働中なので早急に変わりのキャプチャカードを探さねばならなくなりました。

しかし、キャプチャカードって手頃な物がなかなか落ちてないんですよねぇ。おまけに今回は代替品探しなので、そうそう、いつものように遊び心優先とも行きませんし…と思ったんですが、目の前に現われたキャプチャカードは剥き身のGV-MPG3TV/PCI、もちろん付属品なしで値段は、1,500円、確かI/OデータのハードウェアキャプチャカードってLinuxでも使えるんじゃなかったっけ?ということで沸き立つジャンク心を抑えることができませんでした。実は、Linuxで使えることが知られているのはどうやら、GV-MVP系でGV-MPG3TVではなかったのですが、GV-MPG3TVはAVerMediaのM179として使えるようです。そんなワケで、1,500円のハードウェアキャプチャカードはちゃんと動作したのでした。

とは言え、ハードウェアキャプチャなんてMPEG2のオリジナルファイルを視聴する場合以外は意味がないんですよねぇ。MPEG2ではビデオビットレートが4Mbpsくらいないとクオリティが保てないワケですが、それでは1.6Mbpsを基本に考えられているマイビデオサーバではファイルサイズが大き過ぎます。結局、MPEG4圧縮せざるを得ず、であるならば、圧縮のためのソースファイルはMPEG2である必要はありません。と言うか、MPEG2デコードは負荷が大きいので、これまで通りのMJPEGキャプチャの方が合理的です。まぁ、ノイズリダクションをキャプチャ時にハードウェアで済ませられる分、なんとか今までより二割弱圧縮速度が向上しましたが、ハードウェアキャプチャのメリットはもはや存在しません。しかし、今さら、別なソフトウェアキャプチャカードを探すのもなんだし、せっかくの当たりジャンクは使い倒すしかありませんが、喜びも中くらいかな、てな感じです。

で、使い勝手ですが、キャプチャの安定感はさすがです。CPUパワーをまったく使わないキャプチャは、まるで別な世界です。でも、画質はそんなに変わりません。Bt878の安価なキャプチャカードをバカにしてる人もいますが、ソフトウェアキャプチャでもちゃんとノイズを抜いて適切なフィルタをかけてやればそれなりの画質になるものなので、特段の差は感じません。もちろん、基本的にハードウェアキャプチャの方がソフトウェアキャプチャよりなにかと高性能なのは当然なのですが、CPUパワーの浪費以外はそれほどの差でもないように思います。また、GV-MPG3TVには一つ気になる点があります。どうも、今までより音声の透明度が劣ります。気のせいだといいのですが、GV-MPG3TVは16KHz以上の音をカットしているらしいという未確認情報もあり、今一つ腑に落ちません…。

しかし、まぁ、とにもかくにもハードウェアキャプチャですよ。正直、自分がハードウェアキャプチャをやることになるなんて想像もしてませんでした。SmartVisionは、1,000円で半年の寿命でした。はたして、この1,500円のGV-MPG3TVはどれだけ持つでしょうか。一番最初に買ったキャプチャカード、AD-TVK401より長生きしてくれることが一つの目標ですが、やっぱり、ハードウェアキャプチャカードは部品が多い分壊れやすいんでしょうか。現状、我がパソコン環境は、そのほとんどがお遊びであり日常生活に影響を与えることがないのですが、唯一、テレビ録画だけはパソコンに依存しており、いつのまにかキャプチャカードが事実上もっとも重要なデバイスになってしまいました。というわけで、次のキャプチャカードは、さすがにジャンクはやめときたいと思っています。


2005年 4月 9日 土曜日 こんにちは2005年度

年度の変わり目には特別番組やら何やらでテレビ番組の時間変更がよくあり、知らない間に違う番組が録画されてたなんてこともしばしばです。そんなわけで、そういうことがないように、うちのビデオサーバもiEPGに対応させ、予約録画の番組情報に変更があったらメールで知らせてくれるようにしているのですが、このiEPG、けっこういい加減です。

iEPGサイトは、言わば本家のソニー・テレビ王国を使っているのですが、サーバの不調でiEPGデータが取得できないのはまだしも、ウソの情報を垂れ流すのにはまいってしまいます。ここ一ヶ月の間に開始時刻と終了時刻の時間の単位がすべて00になる(たとえば18:00が00:00になってしまう)不具合が、私の知る限りで二度ありました。私はiEPGなど始めから信用していないので大事にはなりませんが、iEPGが便利だと思っている人にとっては期待はずれの信頼性だと思います。

そのiEPG、ビデオサーバのiEPG対応に際し、少し調べてみたわけですが、にわかには信じられない仕様があります。iEPGデータは対象の番組を開始時刻と局名で特定するのですが、その局名は本当に「局名」です。予測不能に変化する可能性のある局名を重要なユニークIDとして使う感性が私には理解できません。IDとして数値や記号を使わないのは人間にとってのわかりやすさを重視したからでは?と思う人がいるかもしれませんが、iEPGデータ上の局名とテレビ王国のサイト上の局名表記とでは異なるものが多数存在し、人間にとってのわかりやすさどころか混乱を助長しています。

そもそも、iEPGって巷で言うほど便利なんでしょうか。いちいちiEPGサイトに行って見る番組を選択するなんてのは面倒なだけだと思うんですが…。個人的には、iEPGで予約なんて面倒くさくってやりません。たいていは、一度、週間予約したなら、後はほったらかしです。事実上、iEPGは番組情報の変更を監視するためだけに使っています。

iEPGは、一見、データベースのように見えますが、そのデータを取り出すには、開始時刻や番組IDなどをあらかじめ正確に知っていなければ利用できず、データベースと呼んでいいものか多少の躊躇をおぼえます。もっとも、iEPGは、ユーザにサイトに訪れてもらい、広告を見てもらわなくてはいけないという宿命を背負っているわけで、その宿命ゆえユーザの利便性を制限することも仕方のないことであり、あまり多くを望んでもいけないのですが、情報の確度や信頼性は、もう少しどうにかならんのかとも思います。

と、iEPGの不出来に苛立ちを感じる私なのですが、同じような意見をお持ちの方をどうも見かけないのが不思議でしょうがありません。家電やWindowsの環境下では挙動が異なるのか、こんなことを気にかける私がバカなのか、あいかわらず、ずれてるのかと不安に苛まれるばかりです。


2005年 3月18日 金曜日 さよなら2004年度

個人的に一年の区切りは年度単位なので、ここで軽く今年のまとめです。今年は、やはり、coppermineの暴落から始まり、DVD-RAM、キャプチャカードの購入、流れるようにビデオサーバ構築とマルチメディアに飲み込まれた一年でした。とくに後半半年、ビデオサーバ構築に費された時間を思うとメマイがします。なんとか落ち着きを取り戻した今ですが、多少の後悔が心に暗い影を落とします。でも、できた物はけっこう気に入ってるんですけどね。Linux使いの人は暇だったら遊んでみてください。 menat video server

しかし、当サーバも今どき486で三年近く動きっぱなしです。機体どころかハードディスクさえ壊れません。2.5inchのハードディスクって確か連続使用を考慮されてないみたいな話を聞いたことがありますが、ずいぶん頑丈です。昔の製品て、コストを切り詰めてないから、その分、丈夫なのかなぁ、なんて思ってるんですけど、このままだとハードの寿命よりスペックの寿命が来ちゃうかもと少し心配です。まぁ、今でも十分すぎるほどにスペックの寿命は来てるんですが、ひとまず実使用には問題がないので見て見ぬふりです。

とにもかくにも、今年度もご苦労さまでした、rita.karing.jp。


2005年1月25日 火曜日 今さら440BX地獄…


そんなワケで、新ビデオサーバ構築計画が再始動しました。とにかく、WOLがついたマザーボードを求めて秋葉原を彷徨います。基本的な条件は、当然WOL装備で、チップセットは440BX、もしくは815のマザーを1,000円以下で、できれば自作用のマザーでないことです。自作パソコンのことを自慰作パソコンなどと呼んでいた手前、パソコンの自作はしないことにしてるのでメーカー製の抜き取りマザーが狙いです。これは、自作ではなく改造です。

で、首尾良く、最初の候補が見つかりました。V66XAと書かれた440BXマザーで、とりあえずWAKE ON LANと書かれた3ピンも確認でき、値段も300円(税込み、以下同じ)と申し分なしです。調べてみるとこのマザー、HITACHI FLORA370TS3のものらしく、いろいろとOKです…が、見事、junkの洗礼を受けました、動かねぇーよ。まぁ、良くあることです。後にわかったことですが、このマザーの電圧レギュレータは、FC-PGAに対応していない旧型でした。ビデオサーバとしてはFC-PGA対応は必須なので、もし動いてたら、逆に困ったかもしれません。不幸中の幸いでした。

気を取り直して、再度、秋葉原を散策です。しかし、ないですねぇ、メーカー製の抜き取りマザー。440BXあたりのメーカー製抜き取りマザーは、もう、とうに旬が過ぎているので、今、巷にあるのは、数が少ない上、出所不明の動きそうにないものばかりで、ちょっと手を出しにくかったのでした。ということで、メーカー製に拘るのはあきらめました。でも、自作用マザーの中古、junkは個人が出して来るものなので、リース落ちやメーカーが在庫調整で投げ出すjunk等と比べて大きく信頼性で劣るんですよねぇ。まぁ、junkに信頼性も何もあったんもんじゃないですが…。そんなこんなで、しかたなく手にした第二候補は、MS6163 440BXです。じゃんぱらのjunk箱の中で、800円でした。まぁ、じゃんぱらのこういうヤツは動くことになってるから…などと油断して買ってみたら、な、な、なんと、う、動かねぇー!!!嘘だろ、junk者の勘では、このマザーは完動のはずなのに…。

あぁー、440BXマザーなんて1,000円出せばよりどりみどりだったのに、junk者のプライドが、その200円を許せなかったんです…。あぁー、しかし、動かないんではしょうがない、もう、息も絶え絶えです。もう、懲りました。1,000円出しゃ、いいんだろ、1,000円!くっそー、こうなったら、第三候補は鉄板Intelマザーだ!WS-440BX、これで文句はねぇーだろ!そりゃ、動くよ。これは、junkじゃなくて保証ありの中古だし、Celeron 566MHzも850MHzで軽快に動作、なにはともあれホッとしました…と、思ったのも束の間、な、なにー!大事な大事なWOLが機能しない…な、なぜっ?これじゃ、買った意味がない。ナマスを吹いても火傷するとは…。

徹底的に打ちひしがれました。未練がましくMS6163を動かしてみるその姿に哀愁が漂います。だいたい、何か手を施して動かなかったjunkが動くようになるなんてことはほとんどありません。仮りに動いたとしても、それに費された時間を考えれば、とっととあきらめた方が有意義だったなんてことはザラです。でも、もう、四枚目のマザーを買う気力がなくなっていたのです。CPUの接点を確かめたり、メモリを変えてみたり、みっともなかったです。ネットで調べて、お約束のCMOSクリア、CMOSクリ…、CMOSクリアの状態になってる…。おいおい、なんで、こんな状態のまま放り出すんだよ、前の持ち主。通常の状態に戻してみたら、あっけなく動きました。

気づいてみれば、なんだその程度のこと、もっと早く気づけば良かった、WS-440BXなんて買わなくてすんだのにと思うかもしれませんが、そんなの無理です。まったく動かないと手がかりも掴めないし、おまけに動かない原因というのは無数に存在するし、仮りに動かない原因がわかったとして、それを直せる保証なんてどこにもないと言うか、原因がわかっても普通は直せないので、junkの動かない原因を突き止めるという行為は事実上無意味なのです。このお話は、追い詰められた人間が不様にもがくことで、たまたま九死に一生を得たという笑い話であって、動かない原因を究明し、カッコ良くjunkを復活させたことを自慢したいわけではないということだけは言っておきます。

この440BX地獄、金額にして、わずか2,100円ですが、行ったり来たりの交通費だってバカにならないし、それよりなにより膨大な時間の浪費、心理的苦痛は、金額では表せない重みです。はっきり言って、二、三万円で中古のP4マシンを買った方が、はるかにマシでした。2,100円では安物買いの銭失いとまでは言えないかもしれませんが、この440BX地獄で失ったモノは金より大事なものだったと言えましょう。とにもかくにも、このMS6163のビデオサーバは順調に動いています。その構築記もまとまり、ホントにやっと一段落つきました。

Linuxでビデオサーバを構築せよ


2005年 1月 7日 金曜日 明けましておめでとうございます 440LX+Coppermine-128K

我がヘタレビデオサーバ(Dell Optiplex GXa Pentium II 333MHz)移行計画は、手持ちのマザーがWOLに未対応だったため一旦は頓挫したのでしたが、それならば、現状でパワーアップを試みたいとこのヘタレビデオサーバにCeleron 733MHzをのっけてみました。ゲタにのせて差し替えるとあっけなく動きました。PPGAではうんともすんとも言わなかったのにラッキーです。FC-PGAのCeleronも500円くらいで買えてしまうとは良い世の中になったものです。しかし、キャプチャしてみると、640x480(Bt878のフルサイズ)でキャプチャできません(処理が追いつかない)。Coppermineの733MHzとなれば、それぐらいは造作もないはずで、なぜだ?と思ったら、mencoder(Linuxの動画ソフト)をPentium II用にコンパイルしてたことを思い出しました。

そんなワケで、mencoderをP!!!用にリコンパイルしてリトライです…が、なんと、mencoderを起動した時点で見事に固まるではありませんか!つまり、なんですね、440LXでは、P!!!の拡張命令を使おうとすると固まるんですね。440LXでは、FC-PGACeleronはサポートされてないとは知ってましたが、こんな明確な不具合があるとは知りませんでした。私の言葉の感覚から言うと、これは「サポートされてない」んじゃなくて、「使えない」です。サポートされてないというのは、440BXにおけるFSB 133MHzみたいなものを言うんじゃないでしょうか。巷にある440LX+Coppermine-128kの動作実績みたいなものを読んで世間様との感覚のズレを再確認してしまいました。

これで、ヘタレビデオサーバパワーアップ計画は、またまた頓挫です。このDell Optiplex GXaのマザーは、IntelのOEMなので、IntelのBIOSを無理矢理入れてやれば、PPGA Celeron 533MHzまで使えるそうですが、しかし、P!!!の拡張命令が使えなければ、733MHzでもフルサイズのキャプチャは無理だとわかったので、もはや533MHzのPPGA Celeronに変える意味はないでしょう。

あー、だんだん、はまってきました。先日、初めて手にしたATXケース(Dell Dimension V333cの空き箱)で遊んでいると、この空き箱を活用したいという欲求も湧いて来て、もはやヘタレビデオサーバ移行計画は、今、また再始動してしまいました。この項、続く。


2004年 12月10日 金曜日 探し物はなんですか〜♪ PART II〜その後

以前、フルサイズのテンキーレスキーボードをやっとの思いで手に入れたと書いたことがありましたが、先日、秋葉原に行ってみたら、ソフマップ各店で大量のIBM SPACE SAVERが出回っており、1000円ちょっとだったのでかつての苦労に万感の思いを込め買ってみました。このSPACE SAVERというテンキーレスキーボードは、thinkpadで有名なポインティングデバイスと同様な物がついており、マウスいらずのまさにSPACE SAVERです。ただ、はたしてそれをどう評価するかは微妙な問題でもあり、かつてのテンキーレスキーボード選択においてSPACE SAVERを選択しなかった一つの原因でもあります。また、キータッチも少し固すぎて(と言うか、引っかかりがあって)好みじゃないので、やっぱり、このFUJITSU FKB-8740を手に入れられたことは大変良かったなといまさらながら実感しています。

で、そのとき某junk屋さんで、Dell Dimension V333cが420円で売ってるの発見、さすがにこのボクでも今更、Celeron 333MHzのマシンなんていらないんですが、Dimensionのケースは、通常のATX互換かつ機能性が高いので、ケースとして非常に興味がわきました。ATXのケースって一個も持ってないんですよね。でも、このときは体調がすぐれなかったので、その重さ、でかさにあきらめたんですが、おととい、二週間ぶりぐらいに行ってみたら、まだ残っていて、これはオレに買われるの待っていると判断せざるをえませんでした。本当はSPACE SAVERが残ってたら、もう一台買っておこうかなと秋葉原に出かけたんですが、SPACE SAVERの方はきれいさっぱりなくなってました。あんなに大量にあったのに、やっぱりけっこう人気があったんだなぁ。

さて、そのDimension、重かったです。ここ二日、筋肉痛です。こいつは、メモリなしHDDなしの完全junkのお墨つきでしたが、とりあえず動かしてみれば問題無く動くようです。チップセットは440BX、on boardのVRAMは8MBで、ちょっと整えれば我が環境でもっともハイスペックなマシンになる可能性を持っております。しかし、このケースを買った最大の目的は、手元にあるjunk ATXマザーの活用、そして、うまく行けば、ヘタレビデオサーバー(Pentium II 333MHz)の代替にしようということでした。そんなワケでいろいろ調べてみたんですが、なんと致命傷が…。実は手元にある、junkマザーはすべてDell Dimensionで、V(440BX)、XPS-R(440BX)、4100(815E)の三種です。どれも動作自体に問題はないものの、どうもDimensionのシリーズポリシーらしく、どれもWake on LANがないのです。サーバといってもビデオサーバの場合、動かしっぱなしにするわけにもいかず、起動を制御できないとビデオサーバとしては使えません。4100のBIOSにはそれらしき項目があるので、てっきりできるのかと思ってたらうまく行かず、なんで?と思ったら、それは、apmのサスペンド状態から復帰するためのものでした。そんなのLAN上から復帰できてどの程度の意味があるんだ…。

とにもかくにも、ビデオサーバアップグレード計画は頓挫です。一番、正しい選択は、すべての条件を満たす現メインマシン(Dell Optiplex G1 Pentium!!! 700MHz)をビデオサーバに移行させ、815Eマザーで、新しい母艦を作ることなのですが、それは、とてもやりにくいことです。なにしろ現メインマシンには金がかかってるので(と言っても、すべてjunkなのでたかが知れてますが)、それを使って問題を解決するのはいろいろと悔しいワケです。なんとかなんないかなぁ。


2004年 11月18日 木曜日 生存確認

とりあえず、このページは、生存確認のため月に一度は更新することにしているのですが、10月はトんでしまいました。10月は、つい、ビデオサーバ構築に時間をとられ、いろんなことが滞ってしまいました。なんとか、ビデオサーバもやっと満足できるかたちになり、通常業務に戻れそうです。このビデオサーバ、webベースでアクセス可能と言うか、事実上web上からしか利用できない優れモノで、一通りの予約登録をこなし、柔軟な圧縮オプションも処理する、けっこう自慢の一品です。予約情報は、うちのメインサーバに共有されており、この情報からメインサーバが時間管理をし、wake on LANでビデオサーバを適宜起動させます。ハードの能力を別にすれば、けっこういい感じです。そのうち、顛末記をまとめたいと思います。

しかし、なんですね、やっぱり、動画を扱うとマシンスペックというものを厳しく教えられますね。普段、486でも十分じゃん、などと吹聴しているワタクシですが、やっぱ、P!!!じゃなきゃだめだなぁと思うこともしばしばです。それでも、なんとかPIIで勘弁してもらってるワケですが、欲しくなるなぁ、いろいろと。まぁ、買ってしまうのは簡単なんですけど、それじゃ、つまんないんだよなぁ…。


2004年 9月22日 水曜日 探し物はなんですか〜♪ PART III


最近、サブ機にキャプチャカードを装備し、いろいろ遊んでいる最中なのですが、このサブ機、キャプチャカードというマルチメディア用に使われながら、CPUはPentium266MHzです。それも、400MHz@100MHzを66MHz駆動での266MHzです…。このサブ機、Optiplex GXaは440LXながら初期型のものはPentium IIしか起動しないらしく、Celeronが使えません。そんなわけで、これに搭載可能な最速CPUは、Pentium II 333MHzとなります。

さて、いまどきPentium IIなんぞはゴミのような値段で手に入ると考えるのが自然ではありますが、FSB 66MHzにおけるPentium II最速の333MHzやPentium II最速の450MHzなどの境界品は逆に入手が困難です。ふざけた店では、この御時世にPentium II 333MHzを6,000円で売っていて、桁が一つ違わないかと我が目を疑ったりします。で、大漁エレクトロでは、1,000円で売っていて、これならしょうがないか、買おうか買うまいかと、ここ数ヵ月悩んでおりました。たかが1,000円と言うなかれ、今どき、Pentium IIに1,000円も出すということは、junk者として敗北を意味するのです。

そして、昨日、久々に秋葉原を散策してみるとQC-PASSがお引越ししており、その店先のジャンク箱には、Pentium II 333MHzがぁー!値段は333円(税込み、以下同じ)!文句無しで購入です。あぁー、大漁エレクトロの1,000円のヤツ、買わなくて良かったー。値段云々より、junk者としての面目がたったことの方がより重要です。動作確認も無事終了し、divxのエンコードも7fpsから10fpsへとパワーアップする素直さが素敵です。最近、ハード的に手を入れるところが確実に減ってきていて、本当に先が見えてまいりました。


2004年 8月31日 火曜日 ついにキャプチャカード

メイン機をP!!!にしてから、DVDを導入し、ついにTVキャプチャカードまで導入してしまいました。と言っても、1,000円で売ってたので、つい遊び心で買っちゃっただけですが。TVK-401とかいうBT878の昔よくあったヤツです。ネット上でときおり見かける高品質なキャプチャはさすがに無理っぽいのですが、メモ代わり程度には大変重宝しております。テレビをつけながら、パソコン使うのもなかなかオツなものです。

ちなみに、このキャプチャカードはOptiplex GXa Pentium II 266MHz RAM 320MBに入れてあります。キャプチャにはなかなかきつい環境です。P!!! 700MHzのメイン機に入れれば楽だったんですが、話に聞くとキャプチャカードは使っていないときもチューナ部がかなり発熱するとのことだったので躊躇してしまいました。で、Pentium II 266MHzでのキャプチャの具合はと言うと、映像は320x240 fps 29.971 MJPEG、音声はPCMぐらいなら問題無くキャプチャできるようです。少々、ファイルが大きくなってしまいますが(約2.4GB/h)、最近のHDDの容量を考えれば問題ない程度でしょう。個人的には映像の品質なんて特に重視しないので、この程度のクオリティでも十分実用になります。

さて、パソコンがビデオ代わりに使えるとなると色々小細工をしてみたくなるところですが、素直にHDDレコーダー買った方がなにかと便利だし、手間暇考えたらコストパフォーマンスだってどうかと思うし、あまり乗り気になれないのも正直なところです。


2004年 7月 1日 木曜日 ついにDVD

ついにDVDを導入しました。日立LG GSA-4082B、秋葉原のソフマップで8,980円(税込み、以下同じ)でした。じゃんぱらで7,980円で同じモノを売ってたのは知ってたんですが、戻るのが面倒になり、つい買ってしまいました。中学生にはできないことですね、大人っていいなぁ。最近、MPlayerがサウンドドライバの性能にセンシティブに反応することを実感したので、DVD導入を機にサウンドカードもSoundblaster vibra16からes-1938へと変更、ついでにISAのモデムも引っこ抜き、ISAともおさらばです。ちなみにlinux-2.4.26-0vl1付属のOSSドライバではes-1983がdmaから返事が返ってこないとか言って音が出なかったのですが、何か設定が必要だったんでしょうか。まぁ、alsaでは問題なく動くようなのでかまいませんが。とにかく、Wine+alsaで音が出なかった不具合は、snd-sb16のドライバ固有の問題だったことがはっきりしました。

しかし、ついにDVDです。RAM、-R,RW、+R,RWのマルチドライブです。まだ、-R,RW、+R,RWは試してないのですが、CD-Rは焼けたので、-R,RWはきっと大丈夫でしょう。RAMはまったくHDD感覚で使えます、遅いけど。DVDの再生に関してはP!!! 700MHzだと大きさによってはハードウェアアクセラレータを使わないと追いつけないときがあるようです。xv使えば問題ないんですが、xv(ATI 3D Rage IIc)が今一つ不安定なのがいかんともしがたいところ。

これで、ハードウェアで足りない物はなくなってしまいました。キャプチャカードなんてものはどうするか悩むところですが、AV関係を充実させるとなれば、環境をまるごと変える必要があるのでおいそれとは手出しできません。となると、あと二、三年はこのままだと思いますが、あと二、三年後なんて言ったら世の中どうなってるかわかりませんね、とくにパソコン界は。


2004年 5月 8日 ついにP!!!


ついにメイン機をP!!!化しました。最近はメインの環境をノート(FMV-5133NU6/W)に移しつつあったので、とくに必要性を感じていたわけではないのですが、P!!! 700MHzが2,480円(コア欠け、税込み)で売っていたので、思わず手が出てしまいました。メイン機、OptiPlex G1は、Slot1の440BXなので、ゲタにのせて差し替えるだけで終わりです。P2 400MHzからのパワーアップは確かに実感できますが、かと言って、だからどうだと言うほどのこともないです。700MHzが遅いと言うより、400MHzでも十分な感じです。

しかし、動画関係では、P!!!でないと如何ともしがたい部分があるのも事実で、ゆえにDVD等は完全にスルーを決め込んでいたわけですが、せっかくP!!!化したのだからDVD化も視野に入れることにしました。しばらくは久々にハード祭りということになりそうです。

と言いつつ、jail loginのページをまとめてみたい気もするし、junk星取表の2003年度版も書かねばならないしと、意外にやること山積みな状態です。


2004年 4月 3日 年度が変わってる…

というわけで、いつのまにか年度が変わってますね。昨年は確か、なんか決意表明みたいなものをここでやってたような気もしますが、人生とは変わらんもんですなぁ。いや、変わらないどころか、最近メインの環境がPentium 133MHzのノートになってたりして、むしろ退化している始末。でも、このFMV-5133NU6/W、欠品もなく、傷もほとんどない状態で800円(電源、HDD欠)だったのでお買い得だったと満足してます。もう一台、800円で買ってみたFMV-5166NU8/Wには128MBのメモリが付いていて、これもお買い得でした。このメモリは5133に移して使ってます。合計160MBだとPentium 133MHzでも動画さえ扱わなければそこそこ使えます。よく言われる64MBオーバーのキャッシュの問題は体感できるような問題ではないような気がします。だからこそインテルもそんな設計にしたんでしょう。

さて、5166の方が、MMXにLANにUSBに12.1TFTとスペック的には上なのですが、液晶がへたれて暗かったり、Xのデキが悪かったり、ヒンジ部が壊れていたりと今一つなのでこいつはrita.karing.jpのバックアップ機とすることにしました。486機のバックアップがMMXというのもなんですが、一応のポリシーなので…。

しかし、ノートもずいぶんジャンクとして遊びやすくなったものです。実は、他にも300円のFMV-5100NA/Wを二台買ってみたりして、今、部屋の中は大変な状態です。で、この5100、困ったことにLinuxでPCMCIAが使えないのです。PCICはPD6710でHOWTO的には使えることになってるんですが、現状、pcmcia-cs 3.xでは使えないようです。本当はPentium 100MHzの5100をrita.karing.jpのバックアップ機にしたかったのですが、このpcmciaの問題のおかげではまりまくりました。なんとかならんかなぁ、と諦めきれない今日この頃です。

ちなみにこの5100、RTCの電池が切れていて、起動時にBIOSがエラーを出して来ます。まぁ、そんなもの気にしなきゃ気にしないですみますが、ためしに取り換えてみたところ、この5100、本当に全部バラバラにしないと電池を交換できません。その電池も半田付けされています。やめた方が無難だと思います。ボクも一台やっただけで、もう二台目には手をつける気になりません。


2004年 2月13日 htmlはわかりません。

最近、ちょっとした都合でcgiの使えないサイトからこのサーバにリンクを飛ばしたりしています。そのcgiを作るとき、htmlをいろいろいじったわけですが、よくわかりませんね。FORM要素では、actionでgetとpostの二種類の要求を出せますが、wwwサーバ(apache-1.3.27-0vl2)には、cgiに変数をわたす際、getとpost、通常のリンクという三種類の動作があるようです。つまり、FORM要素では、通常のリンクをひらく動作を要求することができないのです。

wwwサーバ(apache-1.3.27-0vl2)では、FORM要素からcgiにわたされる変数は、getであれpostであれ、日本語の場合、ブラウザで変換されたASCIIのままcgiにわたされますが、通常のリンクに含まれる変数は、ASCIIを日本語にもどしてからcgiにわたされます。

wwwサーバ(apache-1.3.27-0vl2)では変数を日本語にもどしてからcgiにわたすという動作が簡単にできるのに(通常のリンクの動作なのに…)、FORM要素では、その簡単な動作を要求することができないのです。なぜ、そんな単純なことができないんでしょうか?なにかボクが間違ってるんでしょうか?

パソコンってなんでもできるというふれこみで売られてたりしますが、単純なことができなくてナゼ?と思うことがしばしばあります。それなりにパソコンいじってる身で言うのもなんですが、こういうときは、どういうセンスしてんだよ、だからITとかデジタル文化なんていうものは信用できないんだよな…とか思ってしまいます。


2004年 1月 1日 あけましておめでとうございます

思いがけず、年が明けてしまいました。昨年は何やってたんでしょうね。パソコン環境も非常に安定してしまっているので、そんなにいじることもなくなってしまってるんですが、うれしさ半分、さみしさ半分です。かと言って、パソコン関係に費す時間もおいそれと取れる状態ではないので、緊急の要がない限り、しばらくはこのままってことになるんでしょうか。

さすがに、サーバの486機はそろそろなんとかすべきかな…なんて思い始めましたが、最近出たkernel 2.6系での動作はどうなんでしょうか?たぶん、普通に動くとは思うんですが、2.6で単純に動かないなら、思い入れのあるこの486機もさすがに現役引退かななんて考えてます。現状でなにか問題があるわけじゃないんですが、所詮、遊びですし、いつまでも同じことやってたら遊びとしてつまんないですよね。

まぁ、ホントはサーバよりメインの環境をP!!!化したいところなんですけど、こっちもなかなかふんぎりがつきません。いったい、いつまでP2 400MHzでがんばるつもりなんでしょうかね。自分でも少々あきれてきましたが、とくにそれで不具合を感じないので、まだまだ、この状態が続きそうです。

なにはともあれ、新年を迎え、心を新たにがんばっていきたいと思います。


2003年 11月28日 とりあえず、google 再び


そういうわけで、とりあえずサイトのトップページだけは検索に反映するようになったようです。あまりにgooglebotが訪れないので、検索ロボットのリダイレクト用にkaring.jpの外側にホームページを作って、そこからリンクをはってみましたが、そのリンクをはってからgooglebotは訪れてません。

どうやら、それ以前に訪れていたgooglebotの結果が反映したようです。これが反映するまでに 一月以上かかっています。このときの結果があまりに反映しないので、しびれを切らして外側に リンクをはってみたわけですが、無駄手間だったようです。

しかし、検索ロボットはリンクを辿って訪れるらしいですが、外側のホームページは結構更新されるにもかかわらず、依然、そのリンクを辿って、googlebotはwww.karing.jpにやってきません。そんなにgooglebotはうちのサイトが嫌いなんでしょうか。とりあえず、一番上だけでも検索に反映されたので、これ以上の対策は講じませんが、なんかすっきりしません。一番メジャーなものに無視されるのは今に始まったことではないので、慣れてるといえば慣れてるのですが…。


2003年 10月23日 インターネットで感動したい


実家にパソコン置いてきてから、早六ヶ月余、始めてこちらからloginできました。最近、実家ではパソコン使ってなかったらしく、起動の仕方がわからないと電話してくる始末。そんなわけで、今、実家でパソコンが動いていることは明白、こちらからsshでつないでみました。実は、実家のパソコンの設定なんてすっかり忘れていて、telnetでつなごうと必死こいてしまいました、telnetなんて塞いであるって。そんな調子だったのでrootパスワードまで忘れていてあせりましたが、なんとか思い出せました。

東京から山形にあるパソコンを動かす…、なんかすごいことのように感じますが、現在の技術では当り前のことなんですよね。いい時代になったものです。もっとも、そうじゃなかった時代なんて知らないので、なんともいえませんが。そう、あまり苦労を知らないので、ちょっと感動が薄いのも事実です。そんなわけで、昔の大変だった頃の話を聞くのは嫌いじゃないです、昔の苦労話を聞いてこそ今の便利さにより感動できるというものです。

そんなこんなで、昔の苦労話みたいなのを書いてあるページとかよく探してみたりするんですが、あんまりないですね。昔の苦労話とか、自分だったら得意気に書いてしまいそうなんですが、みなさん、そういうのって年寄りの繰り言みたいで嫌われるとでも思ってるんでしょうか。個人的にはそんなことないんで、いろいろネタをお持ちの諸先輩方には、ぜひ後世に語り継いで欲しいものです。


2003年 9月30日 googleよ、再び…?


karing.jpが2月にgoogleのインデクスから削除されて早、7ヶ月…。最近、再びgooglebotが、karing.jp上にあるwebページをさらっていきました。しかーし、まだ検索に反映してません。まぁ、別に検索に引っかからなくても、かまわないと言えばかまわないのですが、やっぱり、検索に引っかからないと半人前のような気がしてしまいます。

しかし、いつになったら一人前になれるんでしょうか。karing.jp的一人前の指標はバックアップのメールサーバをたてることですが、これもしばらくは実現しそうにありません…。

なんにせよ、9月も終わり…、時がたつのは速いものです。さて、今年の年末はどうなるんでしょうか…。まぁ、先のことを心配してもしようがないか…。


2003年 8月28日 花梨、可憐、花櫚、華鈴、借りん、カリン、かりん

やっと、お盆が過ぎ、いろいろなことに手が回るようになってきたので、パソコン関係のことをちょいちょい処理していると、ある事実に気づきました。気づいたというか、前々からチェックしていたのですが…。

ここのドメインは、karing.jpです。karingは日本語では「かりん」と発音します。しかしながら、専門家の間でさえ、pingを「ぴんぐ」と発音する人も多数いるそうなので、発音に関して気を使わざるをえないことは覚悟していました。「かりん」の由来は、LAN内のホストにはすべて花の名前が与えられているためで、花の輪、花輪、かりん…ということです。で、ka(花)ring(輪)なワケです。

さて、ドメインを申請するとき、もちろん発音の問題は気になっていました。音としては、「かりん」と読ませたいワケですから、karin.jpも候補となっていました。で、結局、karing.jpを選択したワケです…、『選択』したワケですから、karin.jpは空いていたということです。で、karin.jpをちょくちょくチェックしていたのですが、さきほどチェックしてみたら、karin.jpはついに登録されたようです…?

なぜ、疑問符をつけたかというと、その登録年月日が、karing.jpよりも以前になっているからです。karin.jpが空いていたというのは、ボクの勘違いだったのでしょうか…?確か、karen.jpはとれなかったのですが、karin.jpはとれたはずです…。うーん、登録年月日って、登録名じゃなく登録者で管理してるのかなぁ、そんなことないよなぁ、普通…。謎です。


2003年 7月31日 とりあえず…

あー、月日がたつのははやいですねぇ。もう7月も終わりです。月に一度は何か書くことが目標なのでとりあえずの更新です。パソコン関係にやることはいろいろあるのですが、とにかくお盆が過ぎるまでは手が開かないので、すべてペンディングの状態です。

少し前、以前ひろってきたmobile P!!!のノートマザーの動作が確認できたので、ヒマがあれば我が環境もP!!!化したい…なんて思っています。ノートマザーなだけにいろいろ面倒なのですが、結線関係の準備は一応整っており、あとはホントつなげて実験するだけです…、と思ったら、CPUファンをどうするかはまだ決めてなかったのか…。ノートマザーの動作は最初、CPUを指で押さえて実験したのですが、CPUってモノはあっという間に熱くなりますね、3秒と触ってられなかったです。で、OSの起動まではとりあえずヒートシンクのみでやってみましたが、実際の運用には耐えられないでしょう、きっと。

あー、ほかにも、cannaとかrescue diskとかmplayerとかいろいろやりたいことが目白押しです。しかし、時間がない。世の中に時間と健康ほどにかけがえのないものはないとつくづく思います。お金より大切なもの云々というキレイゴトは好きではありませんが、この二つがないといくらお金があっても無意味でしょう。なんか言うことが年寄りくさいですな、失礼!

あいかわらず、karing.jpは検索に引っかからない状態なのですが、最近ちょっとだけアクセスがあります。お盆のイベントに関して某所にURLがのったからですが、奇特な人、ヒマな人もいるものですねぇ。ちなみに、そのページはこのページではなく、このページからリンクがはられていたりもしません。たぶん、ここになにかのはずみで訪れた人には関係のないお話だと思うので……まぁ、そうでもなかったりするかもしれませんが…。

なんにせよ、お盆が終わるまではどうにもなりませんなぁ。とにかく、ガンバロウ!


2003年 6月10日 探し物はなんですか〜♪ PART II


ついに見つけました!フルサイズのテンキーレスキーボード!このタイプは普通に市販されているものは、IBMのSPACE SAVERくらいしかなく、今まで探し回っていたのです。具体的には、探していたのはFUJITSUのFKB-8740シリーズおよび、そのOEM供給品です。ボクの調べたかぎりでは、普通に入手可能なフルサイズのテンキーレスキーボードはSPACE SAVERとFKB-8740シリーズの二種類しかありません。ほかにもサーバのオプションとして用意されているものなども見かけましたが、これらは特殊かつ高価なので『普通に市販』という枠からははずすこととします。

これまでボクが秋葉原で確認したフルサイズのテンキーレスキーボードは、わずか三台です(SPACE SAVERを除く)。すべて売り物ではなく店の備品でした。ちなみに、すべてHITACHIのPC-KB4500でした。これはFKB-8740シリーズのOEMです。FKB-8740シリーズはELECOMからも発売されていたそうですが、残念ながらボクはそれを肉眼で確認したことはありません。

そんなこんなで、それらの備品を指をくわえて見ていたワケです。しかし、いつのまにか、それらの備品もしだいに目にすることがなくなってきました。そして今では確認できるのは、QC-PASSの一台だけになってしまったのです。これは危ないと思い、意を決しました。「なんとか、売ってもらえないか聞いてみよう…」、まず無理だと思っていても、もはや何もせずにはおれない状態だったのです。

で、聞いてみましたよ…、そしたら、やっぱりダメだって。…、と、ところが、テンキーレスのキーボードなら売り物があるよ…などとフザケタコトを言うじゃありませんか!見せてもらうとまさにFUJITSUのFKB-8740シリーズです!聞いてみるもんですねぇ…、って言うか、そんなモン、商品として見えるようにしておけよ。値段は980円(税抜き)でした。テンキーレスのキーボードを入手するため、他にも様々な選択肢を用意していましたが、色々と早まらなくてよかったです。

さて、実はこのキーボードを買うとき、一つだけためらったことがあります。それは、このキーボードが101英語だったことです(テンキーレスなので101ではないんですが…)。テンキーレスで101なんて、なんかコンピュータに一家言持ってそうな人みたいですね、やだなぁー…。別にボクはハイセンスでクリエイティブな人間じゃないので普通の日本語キーボードの方がよかったです。英語キーボードって日本語キーボードよりキートップの文字が少ないから、なんかさみ しいんですよね。


ところで、ドメインの更新は、先日、滞りなく完了しました。五日にメールがきて、そのメールを読むなりすぐクレジットカードでネット上から決済してみました。すごく簡単でした、簡単過ぎて恐いです。あー、ADSLを導入してからほんとにマル一年が過ぎたんだなぁ。


2003年 6月 4日 待ち人来たらず

ドメインの更新期限まで、あと一ヶ月を過ぎました。6月30日がその期限なのですが、レジストラ(マイドメイン http://my-domain.jp)の方からはなんの連絡もありません。本当なら一ヶ月前になったらメールで支払方法等々を知らせてくるはずなんですが、今のところ音沙汰なしです。

個人的な予定では、5月30日にメールが来て、そのことについてここに書こうと思っていたのに、ついに5月は何も書かずに終わってしまいました。これまでは、なんとか月に一回は更新してたのに残念です。5月の末日は土日と重なってたので遅れることもあるかなとは思ってましたが、いまだ届かないとは…。来週になっても連絡がなければ、こちらから何か言ってやらねばならないでしょう。あぁ、面倒ですね。

でも、マイドマイン、レジストラとして気に入ってます。追加料金なしでダイナミックDNSも使わせてくれるし…、いや、ダイナミックDNSは無料で使えるところもあると言う人がいるかも知れませんが、こういうモノは、わかりやすいカタチで応分の負担をする方がはるかに気が楽です。年間6,000円なら色々合わせて文句のないところでしょう。レジストラのサービスとしてダイナミックDNSを使えるってのはとても合理的に思えるのですが、そういうところって意外にないので、個人的にお薦めです。

また、当り前と言えば当り前ですが、公開連絡窓口もちゃんとマイドメインが代行してくれます。普通はそういうモノですが、中にはそうでないところもあるのでお気をつけあれ。でないと、whoisの検索でナマの個人情報がインターネット上にさらされます。実は、最初に登録したレジストラが公開連絡窓口を代行してくれないところだったので、karing.jpは途中からマイドメインに乗り換えたという経緯があります。このサーバの公開が遅れた一つの原因です。

さて、この6月の頭に「マチビトキタラズ」などと言っていると事情通の方々には、あれか…などと思う人もいるかと思います。そっちの方は6/3に予定通り着きました。メデタク(…?)、今年もお盆はないですね。


2003年 4月27日 嫁して三年…

今年度もスタートし、一月が過ぎようとしています。どこか落ち着かなかった街並みも、いつもの顔を取りもどしつつあります。かと思えば、暖かくなったり、突然、冷たい雨が降ったりと、春の陽射しは日ごとうつろう今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

思えば、パソコンを始めたのは、2000年の春でした。あれからもう三年です。石の上にも三年、一時の徒居は三年の惑い、三年目の浮気ぐらい大目に見ろよ…。そろそろ、『初心者』という免罪符も使えなくなるのではと思っています。

そんなこんなで年度のはじめにあたり、なにか目標の一つでもかかげてみたいところですが、パソコンに関してはいまだ方向性が決まりません。なにか、ソフトの一つも手につけてみようかと思ったりもするのですが、正直、あまり深入りしたくないという気持ちもあるし、かと言って、ある程度はやらないとつまらないし…、となかなか難しいトコロです。まぁ、とりあえずパソコンに関する今年度の目標は「次の目標を決めること」ということにしておきます。

さて、パソコンに関する今年度の目標は「次の目標を決めること」なのですが、今年、今年度の全般的な個人的目標は身辺整理です。十三年ぶりに帰省したのもその一環でした。そして、最大の問題の一つはパソコンにも関係のあるゴミの整理です。この三年間、いろいろとゴミ(秋葉原でjunkと呼ばれる者達)を買ってしまいました。そして、ゴミではなかったものの、ゴミとならざるを得なくなったモノもたくさん出てしまいました。これまでも、ある程度の整理はしてきたつもりなのですが、やはり根本的な『整理』の必要性を感じています。

結局のところ、今の環境は、なにもわからなかった頃にイキオイと無知で構築された部分が多々あるので、一旦、それらを整理しないと新しいモノを導入できないという状態なのです。何分、部屋がせまいので『整理』はとても重要な課題です。今年度は、新しい一歩のための準備の年かなぁ…なんて、ちょっとオオゲサに考えています。さて、どうなることやら…。


2003年 3月25日 徳川家、東鳩、2002年ランキング1位…

ひさかたぶりに帰ってみました、実家に…。我が父の言によれば、十三年ぶりだったそうです。さすがに十三年ぶりとなると色々、浦島太郎状態でした。しかし、まぁ、心配していた煩わしい雑事もなんとか無事にやり過ごすことができ、とりあえずホッとしています。

で、今回の帰省のひとつの目的は、実家へのADSL導入の前段階として、まずはパソコンを導入することでした。インターネットとメールだけでも経験させ、ADSLの必要性を認識させるのが最初のステップです。というワケでパソコンを置いてきたのですが、はたしてどうなるんでしょうか…。我が弟にとっては、それなりにインターネットの必要性はあると思うので、使えば使うということになると思うのですが、先行きは読めません。目新しさがあるのでまだ使ってみてはいるようです…。

なぜ、それがわかるかというと実家のパソコンにも、malva.karing.jpのホストネームを与えてきたからです。malvaはPPP接続してグローバルIPを取得するとダイナミックDNSへ登録するようになっています。ですので、DNSでひいてみてIPアドレスが変更されていればPPP接続を実行したことがわかります。ちなみにmalvaは葵のことです。karing.jpのホストネームは、花の名前、英名ということになってます。このサーバの名前、ritaはMargaretの愛称で、rpmのBuild host irisはアヤメです。

まだタイミングがあわず、malva.karing.jpにアクセスしたことがないのですが、今から楽しみです。いや、実際のところ設定にミスがあるかどうかまだ検証していないので、もしかしたら外側から入り込めないという可能性もないワケではないので心配の方が先にたっているのがホントのところですが…。なんにせよ、karing.jpにも新しいホストが加わり、次の段階にコマを進めたと言ってもいいでしょう。最終目標は実家にADSL(FTTHでも可)を導入し、バックアップのメールサーバを稼働させることです。さぁ、この最終目標まで、あとどれくらいかかるのでしょうか…。


2003年 3月 4日 老兵は死なず!!!

なんと、メインマシンのハードディスクが逝きました。いや、正確にはまだ死んでないのですが、もはや信用して使える状態ではなくなってしまいました。突然、エラーで読めないファイルが出てきたのです。試しにハードディスクのベンチマークを取ってみるとやはりと言うかなんと言うかエラーを出してテストを終了することができません。いろいろやっているうちにX(LinuxにおけるGUI)も起動できなくなりました。

そこで、一縷の望みをかけて、まだ使っていないパーティションに新たにOSをインストールしてみました。インストールは無事終了し、一見まともに動いているように見えますが、Xの起動にやたらと時間がかかっているし、依然、ハードディスクのテストは正常に終了することができません。ときどき、聞きなれない音を出しているのも不気味です。残念ですが、あきらめるしかないようです。うちに来てから、わずか2ヶ月の命でした。あー、わかいものから死んでいくなぁ…。

メイン機のOSを入れ換えてから約2ヶ月、やっとなじんできたところだったのに、また一からやりなおしとは、悲しいです。で、しょうがないので再度買ってきましたよ、今度はIBM IC35L020AVER07-0 7,200rpm 20GB 4,680円(税抜き、以下同じ)です。なかなか快調です。最初、異音が出てる?と思ったりしましたが、なんのことはない筐体のビビリでした。ちょっと筐体をさわってずらしてやったら嘘みたいに静かになりました。まぁ、静かと言っても限度がありますが、音自体がきれいな音です。このハードディスク、それなりに評判のいいモノらしく、その評判どおりだったと言っておきましょう。

さて、Vine Linux 2.6r1を再度インストールし、ふと、あることに気づきました。Vine 2.5のときは、雛子はカナ漢字変換できても亞里亞は変換できず、増補されたCanna(Linuxにおけるカナ漢字変換ソフトのひとつ)の辞書も「ここらへんが限界か?まぁ、常識的な限界か…」などと思ったものですが、なんとVine2.6r1では亞里亞もちゃんと一発変換できるじゃありませんか!もちろん、こうなればその他も完全対応です。cannadicのversionはそれぞれ、0.92と0.94d。この間になにがあったんだろう、と言うか、いったいこの辞書はどういう人が保守してるんだろう…。そんなことを考えながら、ちょっとその辞書をのぞいてみました。

…、やっぱり、辞書って恐い…。一般には、辞書というものは客観的なモノという印象があるかもしれませんが、新明解国語辞典が話題になってつまびらかになったように、辞書とは、実はある意味、非常に主観的なモノでもあるワケです。自分の思想やクセ、習慣といったモノが如実に出てしまうモノなのです。また、そうならざるをえないモノでもあるのです。正直、ボクには恥ずかしくて辞書の編纂なんてできません。で、この辞書の作者もそこらへんは心得ているようで、ヘタに取り繕っておかしくするよりも…、と完全にヒラキナオッテ好き勝手にやっているようです。その意気やよし!

まず、わかりやすいところからいくと、フルネームで載ってる人とそうでない人の差です。このことを少し考えてみただけで、この辞書を作った人の「人とナリ」が鮮かに浮かびあがってきます。例えば、フルネームで取り上げられている高橋姓の人は、高橋是清、高橋葉介、高橋留美子の三人です。高橋姓の有名人、著名人なんて数限りなく存在するわけですが、あえてこの三人なワケです。これだけでもいろいろと想像がふくらみます。高橋是清は歴史上の人物ですし、高橋留美子はなにかの拍子にこういったところに出てきてもおかしくないぐらい著明なマンガ家ですが、しかし、ここに高橋葉介が加わることでドラマは一変します。御存じでない方のために言っておくと高橋葉介もまたマンガ家です。そういえば、ボクがはじめて買ったマンガの単行本は、高橋葉介の『宵闇通りのブン』でした…。そんなわけなので、高橋葉介がどういうマンガ家で、この辞書に取り上げられていることがどういうふうにおもしろいのかは説明を控えさせていただきます。ボクの「人とナリ」がアラワになってしまうのも恥ずかしいので…。

ほかにもまだまだおもしろいことがたくさんあります。ウルトラマンは平成ウルトラマンまできっちりサポートされているし、特撮戦隊物(なんとかレンジャーの類)も見事におさえてあります。しかし、仮面ライダーは、「かめんらいだー」のみです。「くうが」とか「あぎと」はありません、いや、「あぎと」はあるみたいですが、ひらがなの「あぎと」です。ひらがなの「あぎと」ってなに?と思ったら顎のことだそうです。あと、わかりやすいのは略語系のヤツですかね。突然、「がんぱれ」とか出てくるとびっくりしてしまいます。いや、だったら絶対「しすぷり」の方がメジャーなのに…、なんとか「ときめも」だけは入ったってな感じで、どうも萌え系は弱いようです…。さすがに「どらくえ」はありますね、もちろん「ぽけもん」も、って言うか「でじもん」まであります、おーっと「でじもん」の近くに「でじこ」もあるにょ。また、老婆心ながらつけくわえると、当て字はいろいろともめやすいので気をつけたほうがいいと思います。例えば「めがねっこ」の変換候補に「眼鏡っ娘」しかないのは、宗教論争の火種になりかねません。

あー、つい、随分長い時間を費してしまいました。おもしろかったです。最後に一応、明言しておきますが、これは別に批判とか批評といったモノではありません。以前にも書いたように、Cannaの辞書は随分かしこくなりました。今回書いたようなことは、言わば、この辞書の作者に対する共感です。そんなこんなで、Cannaは最近、活動が活発になってるらしいという話もあり、期待大ですね。個人的には、AIによる助詞認識みたいな賢い機能はいらないので、そこらへんはいっそポリシーとして捨ててしまって、ユーザーインターフェイスの洗練に力を注いでもらいたいなどと思ったりします。まぁ、賢いことに越したことはないのですが…。


2003年 2月25日 目指せ、分散処理…?


とうとう、我が実家の田舎でもYahoo!BBが開通したようです。これまで何度かフレッツADSL導入を考えたことがあったのですが、タイミングが合わず導入にはいたりませんでした。しかし、今回の導入計画は、現在のところ、これを阻むものがありません。確か、実家と収容局の距離は、4km以上あったはずで、回線品質に不安があったのですが、Yahoo!BBの出した推定速度は下り2Mbpsを越えていました。とりあえず、なんとかこれで問題はないでしょう。

とは言うものの、実は我が実家はパソコンそのものが存在しないという環境なので、ADSLなんてモノとも当然無縁です。なので、適当にだまくらかして導入させようともくろんでいます。karing.jpには現状バックアップのメールサーバがないので、これまで多少不安でした。Webサーバが落ちても別に問題はないですが、メールサーバが落ちるとなにかと問題が多いものです。バックアップのメールサーバがあれば、サイトとしてもホントに一人前なのではないかと思います。

そういうワケで、約一年ぶりにYahoo!BBについて調べてみました。「ITの世界は、Dog Year」とはよく言ったもので、もはや、8Mbpsは過去のものですね。くわえて、世のトレンドは無線LAN!実家に導入させるのは、無線LAN対応のヤツにしようか…などと考えなくもないです。でも、まぁ、セキュリティ云々を考えるとちょちょいと設定してそれで終わりというワケにもいかないし、かと言って実家に腰を据えて設定&構成を吟味するというワケにもいかないし…、どうしたものでしょうか。

で、約一年ぶりにYahoo!BBについて調べてみて、個人的に一番タメイキが出たのは12Mbpsや無線LAN対応など技術的なことではありませんでした。決済手段がごく普通になっていたことです。一年前はクレジットカードもしくは特定のネット銀行からの口座振替にしか対応していなかったのですが、現在では普通に普通の銀行、その他が利用可能になったようです。やはり、これが普通でしょう。一年前、なぜ、あんな制限があったのか不思議でなりません。この決済手段のためにどれだけ苦労したことか…。

さて、我が実家のADSL導入計画における最大の問題は、ボクが実家に帰るのは、実に十数年ぶりになるということです。別に実家と仲が悪いというワケではないんですけどね…。なんにせよ、実家に帰れば、ある程度は雑事に巻き込まれざるをえないので、パソコンの導入などという些事にゆっくり時間を割けるか少し心配です。あー、やっぱり、帰りたくなくなってきた…。あー、でも、今回は各方面から、外堀が埋まってきているので、さすがに逃げ切れなさそうな感じ…。


2003年 2月 3日 盗んだバイクで走り出せ!

2月に入ってから突然、検索サイトからのWebサーバへのアクセスがまったくなくなりました。それまでは平均一日二十件程度のアクセスがあったのですが、突然、httpdのログはNimdaだけになってしまいました。何事が起こったのかと思ったら、なんとGoogleのインデクスからkaring.jpが削除されたようです、なぜ…?なにゆえ、こんな品行方正なサイトが削除されたんでしょうか。検索に反映してからわずか2ヶ月、いったい、なにが気に入らないと言うのでしょう…。

ボクは「アクセス数が増えるとうれしい」という感性を持ち合わせていないので、別にアクセス数がどうのとは思わないのですが、やはりGoogleのインデクスからkaring.jpが削除されたということは問題です。このkaring.jpの一つのポリシーは、ちゃんとした社会参加です。少なくとも自分からは社会に背をむけないことです。そんなワケで、社会との架け橋、検索エンジンへの登録は重要なのです。

これまで、品行方正にやってきたつもりです。社会の常識、マナー、エチケットというものに対しても従順に従ってきたつもりです。それでも社会はオレを拒むのか!もはや、社会の常識、マナー、エチケットといったそんな表面的な問題ではなく、そもそも社会は、このオレの存在自体を拒んでいるのではないかと思いたくもなります。盗んだバイクで走り出しても無理はないというものです。

しかし、どうしたものか…。確かに、karing.jpの一つのポリシーは、少なくとも自分からは社会に背をむけないことです。しかし、相手が拒絶しているのにもかかわらず、それでもお願いする…というところまでは卑屈になれません。まぁ、とりあえず、しばらくは様子見を続けますが、どうなることやら…。いや、様子見をするだけ随分ボクも大人になったものだ…。


2003年 1月11日  めっ、めでぃあっぷっ、ぷれーやぁーう、うごく…!!!

なんとか、主機のOS(Vine Linux)アップデート(2.0→2.6r1)も終わり、各種設定も一段落つきました。そんなワケで、メインマシンもやっと最新の環境になり、いままで手の出なかった色々なモノを軽くさわってみました。とりあえず、wineはどうかなとmakeしてインストールしてみたら、configファイルをちょっといじっただけで(私にとっては)十分使えるじゃぁありませんか!一通り、まとめてみました→wineMP.html

Windows 3.1用のマージャンゲームもちゃんと日本語が出てきます。以前さわったときは、パッチを当てたりロケールがどうのと色々やった記憶があるのですが、最新のwineは、そんな面倒なことをせずとも大丈夫のようです(ただし、半角カナと日本語入力に難有り)。で、最大の問題、メディアプレイヤーです。メインマシンtampopoには、Windowsは入ってないので、Windowsマシンからc:をまるごとコピーしてきて実行してみたところ、二、三、Windows nativeのdllを使うように設定してやっただけで、こともなげに動くじゃありませんか!実は、マージャンゲームの方は出るはずの音が出ないのですが、メディアプレーヤーではナントカだいじょうぶなようです。

mplayerでは接続できなかった某コンテンツ、はじめてLinux上で見ることができました。感動です。今回のゲストは、なちゃ〜んですか!ホントはなちゃ〜んがレギュラーのうちに見たかったです。しかし、mplayerに費した時間と労力はなんだったのかと、今、唖然としています。あー、mplayerのページ、こまめに修正したり、mplayerの更新にあわせて、rpmを作りなおしたりと随分手間をかけたのに…。もう、やる気がなくなってしまいました、はぁー。

さぁ、mozillaからの起動はどうなんでしょうか?これに問題がなければ、少なくともweb上のMedia Playerコンテンツは、本家mplayer2.exeにまかすことになります。まぁ、ローカルなファイルまでwineを使ってMedia Playerを動かす気にはなれないので、mplayerがお役御免になることはありませんが、mplayerに対して持っていた色々な期待やらなんやらはすっかりふっ飛んでしまいました。

…というわけで、今しがたmozillaからの起動も試してみたところ、あーダメだダメだ、まったく問題がない。こうなってくるとmozillaがmmsサーバへの直リンクに対してなにもしてくれないことが非常に気になってきます。なんとかしてほしいです。

で、不具合らしい不具合としては、mpegはどうも音がちゃんと出ません。また、ときどき、起動時、最初の再生で音が出ないことがあります。mpegについては、mplayerにまかせればいいし、最初の再生で音が出ないことがある問題は、二回目の再生からは問題がないようなので実用上の不具合にはならないでしょう。もっとも、私は、Windows上でMedia Playerを動かしたことがほとんどないので、他にも気づいていない不具合が多々ある可能性は十分にありますが…。

しかし、とにかく、wine、バンザーイ!!!


2003年 1月 6日 探し物はなんですか〜♪

昨日、とうとう見つけました!度々、このサーバの電池切れが心配だと言ってきましたが、その一つの理由は、HITACHI FLORA 3010CTの電池は、通常のボタン電池ではなく、単四電池の長さを半分に縮めたぐらいの円筒形で、電圧が3.6Vという特殊なものだったからです。というわけで、いままで普通の小売店では見つけることができませんでした…。その電池、とうとう見つけました。店の名前は気にしてなかったので憶えてませんが、秋葉原のQC-PASSと同じ通りにある半ジャンク屋です。そこに、Pipin用の電池として、300円(税抜き、以下同じ)で売ってました。2002年12月31日をもって、バンダイのユーザーサーポートも終了した(って、まだやってたのか…)、あのピピン@アットマークです。ピピンはMac 互換な″マルチメディア端末″だったワケですが、なんでPC/ATな3010CTが同じ電池を使ってるのかちょっと謎です。まぁ、なんにせよ見つかってよかったです。

さて、昨日の秋葉原散策の真の目的は、電池探しではありませんでした。真の目的は、ハードディスクです。ついにやります、主機tampopoのOSアップデート!現在、4.3GBのハードディスクなので、手狭だったのです。OSアップデートの際には、ハードの換装も実施しようと考えていたことも、OSアップデートがのびのびになってしまった一つの理由です。で、買ってきましたよ、FUJITSU MPE3204AH 20GBです。4,680円でした、随分と安くなったものです。ついでにメモリも増設です。64MBを抜いて、256MBを入れてやります。128MB+256MBになる予定。まぁ、Optiplex G1の公式な仕様としては、256MBのメモリはサポートされていないことになってるんですが、440BXだし、動作実績もあるようなのでだいじょうぶでしょう。そんなことより、256MBのメモリは、440BXゆえに128Mbitの制限があるので割高になってしまったことの方が残念です。とりあえず、3,780円は許容範囲ですが…。

あー、しかし、tampopoのハード換装は大変なんです。なぜなら、tampopoは、三段ラックの二段目にあり、中を開けるには、二枚の棚板を一旦はずさねばならないからです。このラックの一番上(天板の上)には、ADSLモデムとプリンタがのっかっており、二番目(棚としては三段目)には、このサーバ、rita.karing.jpが稼働中です。一旦、これらの物を移動させる必要があります。…、面倒だなぁ。

おぉっと、どうやら、データのバックアップ(ホームディレクトリのftp転送)も終ったようです。現在のハードディスクを消去するわけではないし、うちには重要なデータなんてものはないので、バックアップに関しては、そんなに神経質にはなってませんが、まっ、お約束です。


さぁ、ここしばらくの最大の懸案だった主機tampopoのOSアップデート…、やりますか。


2002年 12月31日 さよなら2002年

とうとう大みそかですね。なんとか、今年中にやるべきことはすべて終了しました。多少、細かいことが残ってないワケではないんですが、それらは皆、個人的なもので社会的影響がないので、おおむね来年に繰り越しです。で、来年になったら、パソコン関係の処理を一気にやりたいと思っています。もしかしたら、松が取れる頃まではこのサーバも少し不安定になるかも知れません。とりあえず、メールの処理だけは問題が出ないようにするつもりですが、不確定要素がないワケではないので、そこらへんはよろしくお願いします。

今年は、我がパソコン環境にもADSL導入という大きな変革がありました。おかげで随分とパソコン関係に時間を費す結果となってしまいました。6月に導入したADSL、Yahoo!BB…、はたして、その収支決算はどうだったんでしょうか?ほかに選択肢はなかったし、ADSL導入で得たモノも少なくはないので、とりあえず不満はないのですが、パソコン環境以外の日常生活(?)全体から判断した場合、ちょっと微妙な感じです。

うちの場合、金銭的なことに関しては、おそらく最大のコストパフォーマンスを誇るのではないかと思ったりするのですが、ことが時間対効果になるとかなりアヤシクなってきます。パソコン関係に配分する時間は、本当に適切だったのか、この時間をもっと別なことにあてるべきだったのではなかったか?と考えることしきりです。ぶっちゃけて言えば、パソコン関係の優先順位はホントはさほど高くないのですが、ADSL導入、自前サーバ構築というイベントが避けられなかったため、実際のところ、最優先事項にさえなっていた感じです。このため、色々なところに支障をきたしました。いや、それをもってイイワケするつもりはないんですが…。もっとも、現時点では、そういう状況もしだいに解消されつつあり、ほっとしています。まぁ、正月はパソコン関係の処理にすべて費されてしまうので、今の落ち着きも水泡に帰すかもしれませんが、今回初めてやることはあまりないので、なんとか混乱せずにやれるのではないかと思っています。

主機tampopoのHDD交換およびOSのアップデート、自前サーバrita.karing.jpのHDD交換およびOSアップデート、それらを実行する前にバックアップ環境の整備etc.おそらく、我がパソコン史上最大のプロジェクトです。さぁ、どうなるんでしょうか…。

とにもかくにも、みなさん、よいお年を。


2002年 12月 1日 夢見るロボット

二足歩行型のロボットにおいて日本は世界最先端の技術を有するそうです…、と言うか他の国では、二足歩行型ロボット、人間型ロボットというものにはあまり興味がないそうです。そもそも、ロボットが二足歩行する、もしくは人間型であることにどれほどの合理性があるのかは疑問のあるところでもあり、諸外国の技術者には理解しがたいところらしいです。日本異質論が流行った少し前なら、ちょっとしたテーマになったかもしれませんね。

そんなこんなで、ふと囚人の絵の話を思い出しました。囚人に絵を描かせると必ず自画像に行き着くそうです。牢獄のような場所では、人の興味の対象は、結局、自分自身だけになってしまうのです。合理性を度外視し、人間型ロボット、究極的には自分自身を再生産しようとする日本の技術者たち…、そして囚人の自画像…、なにか似てると思いませんか?もっとも、日本の文化には伝統的にそういう側面が顕著だったりするわけで、いちいち反応してもいられないところなのですが、自己に帰着する牢獄の中での人間の想像力というモノは、皮肉と解すべきか、それとも自然と解すべきか…難しいところです。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、検索エンジンに登録してから2ヶ月余、11月12日にGooglebotが訪れてから半月余…、ついに、ついにkaring.jpが検索エンジンに反映されました。Googlebotがアクセスしていったのは、なんの特徴もないDocumentRootのindex.html、一ページだけなので、検索にひっかかって、www.karing.jpを訪れる人なんてのはめったにいないでしょうが、いいんです、とにかく社会参加のタテマエはこれでクリアです。

いやぁー、しかし、2ヶ月…、こんなにタイムラグがあるとは…。あまりに無視され続けるので、社会がオレを拒んでいる!などと盗んだバイクで走り出しそうになりました。しかし、まぁ、とりあえずこれで、学校のガラスは割らずにすみそうです。よかったです。とは言え、登録した検索エンジンはGoogleだけではないので、他のロボット君たちにもさっさと来てもらいたいものです。いや、別に検索がどうのこうのというのはいいんですが、登録時の設定でなにか間違ったことをしたのかと多少不安になります。


とうとう師走…、今年もなんだかんだと忙しい年末になりそうです。


2002年 11月10日 the Princess of X

sakuraのハードディスクを新調したので、最近リリースされたVine Linux 2.6r1をインストールしてみました。gtcd(CDプレイヤー)が動かないという不具合があったのですが、2.5のものをいれてやればだいじょうぶとのこと。普通ならあまり気にしないところなのですが、ハードディスクの交換のついでにCD-ROMをCD-Rに取り換えたのでその動作を確認したかったのです。このCD-Rは、以前、nadesicoに塔載されていたもので、sakuraの引退延期にともない、交換してみました。つまり、現在、LAN内における引退勧告第一侯補は、sakuraからnadesicoに変わったということです。

さて、このSCSIのCD-R、write 4xの年代物でCD-DAの出力コネクタが今となっては珍しい形状をしており、思いのほか、なかなかの難物です。これをつなぐケーブルは、もはや、通常の流通経路にはありません。実際取り付ける段になってからこのことを思い出したので、ケースを開けっぱなしのまま、どうしようか悩んでしまいました。今から秋葉原に出掛けるか、いっそ自作するか…。買物に出掛けるのは目当のモノを見つけられないリスクがあり、自作は失敗するリスクがあります。

で、結局、自作してみたわけですが、うまくできたかなと音楽CDを鳴らそうとすると、なんとCDプレイヤー(gtcd)が動かないのです、なんてこったい。しかし、ゲニアリガタヤ、めーりんぐりすと!ほんの少し前に話題に出てましたね。これで解決でした。

おぉー、よかった。りっぱに鳴るじゃないか!…というのは、実は今回の本題ではありません。本題は、Vine Linux 2.6r1になってmozillaに関する不具合(?)がまたひとつ解消されたことです。以前のVineでは、WindowMaker(Vineのデフォルト)の環境下、mozillaのcomposerで日本語入力をオープン(cannaを使用、その他は未確認)し、そのままアイコン化、そして再びWindow化させると、Xがまるごと固まってしまったのですが、Vine Linux 2.6r1では、この不具合が修正されています、と言うか、デフォルトの状態では出現しなくなりました。

この不具合がでなくなったのでWindowMakerが修正されたのかと思い、himawari(Vine Linux 2.5)のWindowMakerを2.6r1のものにアップデートしてみました。ところが、この不具合は依然解消されません。じゃぁ、2.5と2.6r1の違いはなんだ?ということになります。

!わかりました、それは、mozillaのximにおける初期設定の違いです。2.5は、″on the spot″、2.6r1は、″over the spot″なのです。2.5でも″over the spot″にしてやれば、この不具合を回避できることを確認しました。そうか、そういうことでしたか…。通常、mozillaのデフォルトは、″on the spot″です。しかし、多くの場合、″over the spot″の方が自然です。というわけで、多くの人は、ximの設定を″on the spot″から″over the spot″へと変えていたため、この不具合に遭遇せず、話題にのぼらなかったということなのですね、きっと。

しかし、Vineも2.6ですか…。主機tampopoは、いまだ2.0とは恥ずかしい限りです。なんとかせねばと思いつつ、あぁー、時間だけが流れてくーっ。


2002年 11月 2日  亀は万年…、今日が万年目?

先日、ハードディスクが死にました。1,980円(税抜き、以下同じ)、4.3GBのヤツです。買ってから二ヵ月も経っていなかったのに…。突然、カコンカコンと奇妙な音を出したと思ったらそれっきりです。まぁ、しかたがない、こういうものは、そういうものとjunk者として納得するほかはありません。このハードディスクは、一旦sumireに搭載され、その後sakuraへと移されました。これまでsakura(Pentium 133MHz)は、引退勧告の第一候補だったのですが、himawari(Pentium II 233MHz)の導入、sumire(486DX4 100MHz)の退役により、ローエンド実験機という役まわりになったので引退はしばらく延期となったためです。

で、引退は延期なのですから、壊れたハードディスクは取り換えてやらねばなりません。前回同様、1,980円、4.3GBのものにしようと思ったのですが、残念ながらありませんでした。1,680円、3.2GBならあったのですが、ちょっと小さすぎます。その次のクラスになると、3,980円、8GBで、次が、4,280円、10GB、で、4,980円、20GBです。まったく、値段と容量、もう少しきれいに比例してもらいたいものです。

さて、どう考えたって20GBのモノを買うべきですが、ここからが問題です。ボクも子供ではないので、1,000円程度の金額差が財布にひびくなどということはありません。しかし、20GBなんて大容量はボクの使い方では絶対に使いません。いくら安いからと言って、使わないものにお金を払うのは賢いことではないでしょう。『足るを知れ』です。悩んだ末、結局、8GBのものにしました。

正直、ホントに悩みました。ガラスケースの前で、30分は大ゲサですが、15分は固まっていました。しかし、今、考えるてみると、使わないかもしれない20GBよりもこんなことに悩んで労力を使う方が、はるかに無駄なような気もします。性格なのでしょうがないんでしょうけど…。


2002年 10月14日 今日って体育の日なのか…

依然、検索エンジンのロボット君が来てくれません。検索に反映しないこと自体は別にかまわないのですが、登録するときの設定になにか間違いがなかったか心配になります。まぁ、検索に反映されるには一ヵ月半ぐらいはかかると書かれていたような気もするので、こんなものなのかもしれませんが…。それとも、やっぱり、検索にひっかかるようにするには、URLを積極的にネット上に流しておいたりするべきなのでしょうか?一般の人達は、どうやって検索にひっかかるようにしているのでしょうか…、うーん、よくわかりません。

とはいうものの、実は、karingで検索をかけるとftp.karing.jpというURLを含んだ記事がひっかかります。なんのことはないボクのメーリングリストへの投稿です。ゲニオソロシヤめーりんぐりすと!あたりまえと言えばあたりまえなのですが、自分の書いたものがこうやって世間様に晒されていると思うと身の縮む思いです。メーリングリストって、たんにサラシモノになるだけでなく、普通、削除も訂正もきかないので、変なこと書いたら未来永劫の恥さらしになるわけです、こぇー…。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と言いますが、「言うは一時の恥、言ったら一生の恥」とも言うわけで…。


そんなこんなで、9月の電気代が判明しました。63kwh、2079円、8月とまったく同じです。どうやら、この程度を平均値と考えてもよさそうです。サーバー設置以前は、一ヵ月だいたい35kwhぐらいだったので、28kwhがサーバーの消費電力量ということになるのでしょう。金額にすると924円/月ぐらいでしょうか。以後、サーバーの維持費について聞かれた時は、この数字を使いたいと思います。


2002年 9月27日 Debutant!

ついに検索エンジンに登録しました。rita.karing.jpがインターネットに生を受け早3ヵ月…、長い道のりでした。今度こそ正真証明のデビューです。まだ、登録が反映するのにはしばらくかかりそうですが、もはや、rita.karing.jpに対し、メンテナンス以外で手をかけることはなくなりました。予定のサーバー構築計画は、ここに完了です。

これから不特定多数の人とのおつき合いが始まるんですねぇ。そもそも、rita.karing.jpの管理方針のひとつは、社会性を失わないことだったのに3ヵ月もの間、ほったらかしにしたことはやはり失敗だったような気がします。どうせ、だれも見てないからとついダラダラとやってしまいました。

しかし、なんというか、検索、リンク、ホームページ、掲示板、アクセス数…、以前にも書きましたが、ボクには正直よくわからない価値観ばかりです。ネット上には、自分はダメな奴、変人と自覚している人達がそれなりの数いるようですが、そんな彼らも、これらネット上の価値観というものに関しては、ちゃんとマジョリティと価値観を共有していたりなんかして、案外、立派だなぁと思ってしまったりします。いや、これは皮肉ではありません。

そんなこんなで、一応サーバー構築計画は完了したのですが、主機のOSアップデートは、いまだ手つかずです。あーぁ、これは、どうも来年になりそうな気配です。まぁ、その頃には、mozillaももっと洗練されてるだろうから、ちょうどいいような気がしないでもないし…。とにかく、10月、11月はあまり時間が取れないので、何事もないことを祈るばかりです。


2002年 9月14日 夏の思い出…

先日、8月分の電気代が判明しました。63kwh、2,079円でした。サーバー稼働以前は35kw/月ぐらいだったので、サーバー関係の8月分消費電力量はおよそ28kwh、まぁ、こんなところでしょう。1,000円はきっているので、とくになにも言うことはありません。7月は20kwh程度だったので、その差8kwhが夏の思い出ってところでしょうか。いや、正確には、サーバの消費電力量は変わらないのですから、日常生活における消費電力量の減少分(8kwh)が夏の思い出ということになるのでしょうが…。

などとひたってる場合ではないですね。主機tampopoのOS(Vine Linux)アップデートをせねば…。いままで、OSのアップデートをためらわせてきた理由の一つは、Vine Linux 2.5のデフォルトのwwwブラウザ、mozillaにありました。0.9.8はなにかしっくりとこず、1.0.0は、plugin(pluggerとの相性?)にバグがあるようでした。今日、1.2aをインストールしてみたら、このバグは多少修正されているようです。midiはちゃんと鳴るようになりました。でも、mp3はまだ不具合あり…?とりあえずmidiが鳴るようになっただけでも十分進歩です。もうためらわなくてもいいかなぁ…。依然、WindowMakerとの相性の問題(mozillaのcomposerを日本語入力を生かしたままアイコン化し再び元に戻すとXがまるごと固まる不具合)は解決していないようですが、これは基本的にmozillaの問題ではないのでいたしかたないでしょう。

というわけで、世の中、三連休のようですし、これはちょうどOSアップデート日和かなと思ったんですが、そう言えば今日、飲み会だったんだなぁ…。あー、時間が…。どうしよう、もし、この三連休にやらないと色々な予定と都合で今年いっぱいOSアップデートの時間が取れない可能性があるなぁ…、うげぇっ…。


2002年 9月 1日  終焉と雛子と能わ ざる

とうとう月がかわってしまいました。いろいろやらなきゃいけないことが多々あるのになかなか思うように片付きません。とりあえず、緊急の課題である主機tampopoのOS(Vine Linux)アップデートを実行しようと計画中です。で、その下準備として我がLANの新入りhimawariにVine Linux 2.5をインストールし、ほぼ予定の環境を構築してみました。最大の問題はwwwブラウザなのですが、これは使いながらなんとかしていくしかなさそうです…。ほかは、まぁ、問題無く新しい環境に移行できそうです。

最初、日本語環境の設定には現在の設定をまるごとコピーしてやったのですが、どうもうまくいきません。よく見てみるとcanna(Linuxにおけるカナ漢字変換ソフトのひとつ)の設定ファイルが以前のものとはちょっと異なるようです。辞書がかなりパワーアップしたみたい…。以前のcannaでは、終焉なんていうありがちな熟語でさえ簡単には出せませんでした。終はいいとして焉を出すには部首入力かコード入力する必要があったのです。まさか終焉を出すのにいちいちそんな面倒なことをしてられないので、終焉を登録しておこうと思うのですが、登録のダイアログでは部首入力、コード入力ともに使えません。結局、手で辞書をいじるしかなかったのです。しかし、どうやらVine 2.5では、そんなことはないようです。ちなみに、焉の部首ってなにかご存じですか?焉はなんと火部だそうです。そんなの調べなきゃわかりません。もっとも、調べても残念ながら火部では出てこなかったのですが…。なぜなら、cannaの部首入力では、火部とれっかがわかれており、焉はれっかに分類されているからです。最初、このことに気づかず、コード入力の手間をとらざるをえませんでした。手元にある漢和辞典(新字源 角川書店)では、火部とれっかは同じものとして扱われています。第2水準漢字でも同様です。おそらくcannaでは、正式な分類よりもわかりやすさのため、火部とれっかをわけたのでしょうが、かえって混乱しないか心配です…。

Vine 2.0の時、cannaの変換で一番困ったのは終焉だったのですが、ほかにもナゼこれがでない?というものがたくさんありました。巫女とか人魚とか能わざるとか…、数えあげたらキリがないくらいです。しかし、新しいcannaではそんなことはないようです。雛子も一発変換です。雛子が一発変換なら亞里亞も一発変換でよさそうなものですが、さすがにそこまでは出ないようで、そこらへんが限界ですか…。

というわけで、これまでのcannaには苦労したのですが、ちょっと苛立ちを感じていたのは、実はその使いにくさにではありませんでした。で、なにに苛立っていたかというとcannaに関する苦労といったようなモノをほとんど聞いたことがなかったことです。Vine 2.0のcannaを使って終焉という熟語を出そうとして苦労したのはボクだけなのでしょうか?前述したように、Vine 2.0のデフォルトでは、cannaで焉を出すのはなかなか大変です。なのにcannaのカナ漢字変換で苦労したなんて話は聞いたことがありません。なにかボクの知らないうまいやり方とかあるんでしょうか?ボクはこんなに苦労したのにみんなはそんなことはないらしい…、ちょっとした疎外感を感ぜずにはいられませんでした…。

しかし、そんな疎外感もVine 2.5で払拭されました。やっぱり、みんな苦労してたんですね。辞書の増補が雄弁にそれを物語っています。新しくなって、変換の侯補がちょっと多すぎないかと思ってしまうこともあるのですが、随分とかしこくなりました。

これでOSアップデートの準備はすべておわりました。あとは思い切るだけですねぇ、あー、どうしよう…。


2002年 8月24日 ひまわり咲く

昨日、以前からの懸案だった壊れたHDDの替えを探しに秋葉原へと出かけてみました。一ヵ月ぶり以上だったので色々と変わってしまった店もあり、少し驚かされました。まぁ、そんなことより、肝腎のHDDです。予定では、4.3GBで1,980円(税抜き、以下同じ)のモノを買うつもりでした…。いや、確かにじゃんぱらには、その条件を満たすHDDはよりどりみどりあったのですが、ボクの心は実は別なモノに魅いられてしまったのでした。

さて、それは何かと言うとパソコン本体です。ottoの階段のところに積み上げられているパソコンは、いつもお買い得なのですが、昨日はまたメマイがするほどでした。Dell OptiPlex GXa、P2 233MHz、HDD 3.2GB、RAM 64MBがなんと2,180円!ちなみにRAM 32MBだと1,980円!どうですか、奥さん?P2のマシンが2,000円で買えるんですよ。それもHDDは、3.2GB…。4.3GBのHDDを1,980円で買って、これを486マシンにつないで使うのと、2,180円のP2マシンをそのまま使うのとどちらが正しい選択でしょうか?それもこのGXaは、典型的なリース落ちで、junkではありますが高確率でノーリスクです。これを買わなくては、junk者としての沽券にかかわります。

えー、もちろん買いましたとも!これで、とうとう486マシン、sumireとはお別れです。我がLANからはずれていただくこととなりました。つないでおくだけならつないでおけるのですが、ハブのポート、電源その他は実験用にひとつは空けておかなくてはなりません。そうすると、もはやsumireに居場所はありません。思えば、二年前の4月…、この486機、COMPAQ DESKPRO XE4100を2,100円で手に入れたのでした。まぁ、2,000円なら買ってもいいかと軽い気持ちで買ってみたのでした。まだ、この頃はパソコンをさわり始めたばかりで、当時でさえ十分に時代遅れだった486機に色々と苦労しましたが、今思えばいい思い出です。ひとつの目標は、RTCの電池がきれるまで使ってやることでしたが、これは残念ながら果たすことができませんでした。しかし、この目標は486機、azami(rita.karing.jp)に受け継がれました、安心して余生をおくってくれたまえ、sumire。

で、このOptiplex GXaは、sumireの上にのっかることになりました。また、その上にスキャナがのっています。こうでもしないともはや置く場所がありません。そして、このGXaに与えられたホストネームはhimawariです。わけあって欠番だったhimawari…、今、万を持しての復活です。初代himawariの悪夢も、時が忘れさせ、2,000円のP2マシンにボクの心も癒されました。このGXaは、ボクのjunk人生において、もっともコストパフォーマンスに優れたjunkだと思います。しばらくは十分に使えるでしょう…、でも、ちょっとつまらないかなぁ。使えないモノを力と技で使ってみせるがjunk道…。

ついに我がLANにも世代交替の波が押し寄せました。いっそ、もっと根本的な再構成を考えるべき時なのかもしれません。しかし、まぁ、そんなことより直面する最大の課題は、部屋にたまったこのゴミたちをどうやって捨てるかなのですが…。でないと、結局、なにも始まらない…。


2002年 8月16日 祭りのあと

とりあえず、夏の予定は終了し、パソコン関係の処理にも手が回るようになりました。rita.karing.jpもすでに一ヵ月以上、問題なく連続稼働しています。実験時に使っていたURL、karing.ddo.jpもやっと引けなくなりました。また、7月の電気代は、55kwh、1,815円でした。サーバーをたちあげる前の消費電力量は35kwhぐらいだったので、rita.karing.jpの一ヵ月の消費電力量はおよそ、20kwh、660円ぐらいということになります。ちなみに6月の消費電力量は72kwhで、サーバーの調整に複数台のマシンを稼働させていたことが余分な消費電力量をもたらしたと思われます。

とりあえず、こんなところでしょうか。この一ヵ月で、なにかパソコンのいじり方を忘れてしまったような感じです。しかし、事務処理的にやらなくてはいけないこともたくさんあるので、あまり泣きゴトも言ってられません。なんとか、少しずつでも勘を取り戻していきたいと思いますが、はてさて、どうなることやら…。


2002年 8月 4日  八月のほてり

当初の予定では、すでに試験運用は終了していたはずなのに…、とにかく今は、こっちの方には手が回らないので、なにごともなく動き続けてくれることを祈るのみ。とりあえず、rita.karing.jpは夏の暑さには影響を受けないみたいです。まぁ、486機なので熱なんてそんな出ないし、そもそも心配するほどのことでもないんですが…。


2002年 7月19日 検索…?

検索ロボットが訪れない…、などと思っていたら、そりゃそうだ、karing.jpにリンクを張っているところなどあるはずがないのだから…。検索ロボットってなにをタヨリにネットをさまよっているのかと思えば、リンクなのねぇ、うん、自然なやり方ですね。待ってても来ないはずだ、とっとと気づけよ、自分。このままでは、あいかわらず検索にひっかからない…、まぁ、それは実のところさほど問題ではないのですが、しかし、rita.karing.jpにとって社会性を失わないことは重要な課題のひとつなので、なんとかせねばならないでしょう。最初は当初の予定通り、test runningがはずれた時点で登録を実行するという方向で考えていたのですが、ちょっと状況が変わりました。登録の期日は、7月25日のちょっとしたネット上のイベントの動向を見て判断したいと思います。時期が時期だけに何かあれば無視するわけにも逝かないでしょうし…。まぁ、たぶん何もないと思いますが、用心に越したことはないということで…。さて、結果やいかに?


2002年 7月12日 12Mbps!

Yahoo!BBで12MbpsのADSLサービスをはじめるそうです。さしあたり、現在モニター募集中とのこと。はてさてどうしたものか…。今のところ、平均して1Mbps程度の速度向上が実現しているそうです。うちは実速2Mbps強で、とりあえず不満はないのですが、うーん、3Mbps…。月プラス200円で利用可能になるそうです。単にモデムを交換するだけで設定もとくに必要ないらしいです。でも、あーぁ、そんなことよりボクには今、ほかにやることがあったんだ…ということで、見送るほかはなさそうなのですが、みんなはコレにどう対応するのでしょうか?8Mbpsと12Mbps、その差は200円、すごい微妙ですよね、コレ…。


2002年7月5日 電気代…

今日、先月の電気代がわかりました。というわけで、このサーバー(とADSLモデム)が、月に消費する電気代は、大雑把に言うと千円強であることが判明しました。つまらないほど予想通りの数字です。なんとか千円切らないかなぁと願っていたのですが、どうも切るような感じではないですね。もっとも、先月はサーバー以外にメインマシンおよび他が、かなりの時間、稼働していました。よくよく考えれば、この電気代だってバカにならないはずなので、サーバーの消費電力についての結論は、7月分の電気代を見るまで先送りにしたいと思います。

しかし、昨日、今日とナンカ暑いですねぇ。エアコンの室外機の音で、ハードディスクの音があまり気にならなくなってきました。夏だなぁ…。


2002年 7月 3日 今日も一言

やっと、今日から試験運用開始!結構長かった…。おいおい考えるつもりだった検索サイトへの登録、どうすればいいのかよくわかりません。どうすりゃいいんだろ、そんなことで今ごろ悩むなよ、自分…。ちょっと調べてみるとロボットとかいうプログラムがネットの中を走っていて、勝手に登録してくれることもあるそうな…。めんどくさがりのボクには、やっぱこれしかないな。早くきてくれロボット君、もう見あきたよ、Nimdaしか訪れないhttpdのaccess_log。

と言うことで、まぁ、とにかく試験運用中はロボット君が来ることを待ちましょう。でも、ホントに来るのかなぁ、httpdは、もうすでに一月近く動いてるはずなんだけど、そんなものが訪れたような痕跡はまったく残ってないしなぁ。実際、まだ検索には引っかからないし…。どれくらいで来てくれるのかなぁ、ロボット君。ちょっと、楽しみ。


2002年 6月30日 今日の一言

whoisに登録情報が反映してから待つこと三時間、なんとかネットワークにも反映されたようです。これで公式な設定はすべて終了!名実ともにrita.karing.jpがインターネットの荒波に旅立ちました。まだ検索サイトなどへの登録はしていませんが、管理人の立場から言えば、それは私事なので、もうどうでもいいです。おいおい考えることにしましょう…、なーんて一息ついてたら、世の中、社会に出ることの難しさをフト思い出してしまいました。

ボクは、子供の頃から『ずれてる』とよく言われてきました。残念なことにこのズレは、ネット上にも散見されるいわゆる凡人とは違う天才を暗示するような特別な存在としてのズレではなく、なんと言うかホントにズレだったのです。このズレのせいで、世の中、社会を理解するのになにかと苦労しました。もちろん、ボクのズレは、天才を暗示するような特別な存在としてのズレではないので、幸いにも世の中や社会との間に圧轢を生むなどということはなかったのですが、まぁ、それなりに苦労をしたのもまた事実です。

もっとも、そういうズレに対しても長いこと生きていれば、いつのまにか免疫ができてくるわけで、最近はそんなズレもあまり感じなくなっていました。いや、感じなくなったと言うか、大人らしく世の中とはそういうものだと納得できるようなったと言うか…。そんなボクでしたが、パソコンの世界に足を踏み入れ、しばらく経ったとき、そんな免疫などまったく効かない世の中と自分との衝撃的価値観のズレを知ってしまったのでした。

それは何かと言えば、ホームページのカウンタです。ボクは、あれは一種の技術情報を提供するためのマナーやエチケットの類だとずっと思っていました。マナーやエチケットの類なのでみんなしかたなくやっているのだと思っていました。それが…、ホームページのカウンタ数はステイタスとして一般に認識されていると気づいたとき、正直、ボクはかなり狼狽しました。ちょっといやらしい言い方になってしまいますが、つまりホームページのカウンタ数というものは、自分はこれだけの人に求められている、自分はこれだけの価値がある人間なんだという自己顕示だったのです。それをボクは技術情報を提供するためのモノと勘違いしていたのです、あーぁ、メマイが…。この価値観の差異により、会話自体が成り立たなくなる危険性が十二分にあります。とりあえず、気づいてよかったです。

ボクは世の中や社会とうまくやっていけるのでしょうか、ちょっと不安になります。このズレがせめて非凡な天才を暗示するようなかっこいいものだったならなぁといつも思うのですが、やはり世の中、そうそう甘くはないようです。だいたい、非凡な天才というものは凡人とは異なる価値観から真理を見出したりするわけですが、ボクのこのホームページのカウンタに対する価値観のズレは真理を見出すわけでもなし、まさにタダの勘違い、鈍感なだけ、かっこ悪いだけです。まぁ、変人自慢はなおさらかっこ悪いので、こんなところで切り上げますが、一事が万事、こんな感じなんですよねぇ。

なんにせよ、ヒキコモルわけにもいかないし、rita.karing.jpもそれなりの公共性を持った今、世の中や社会というものとも色々うまくやってかなきゃなぁ、と決意を新たにする明日からは七月、文月…、夏がはじまるなぁ。


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